2021-01-01から1年間の記事一覧
コロナ・ワクチンの副作用や後遺症、あるいは死亡事故についての情報は少ない。 しかし、USの「The Vaccine Adverse Event Reporting System (ワクチン有害事象報告システム VAERS)」によると、2020年 2月14日から2021年 9月27日までの期間、USでは約 3億 4千…
あれから、かれこれ10年になる。Wales南部「Neath Port Tablbot (ニース・ポート・タルボット)」の小さな村「Cilybebyll (カラベビル)」に、小さな炭鉱「Gleison colliery (グライソン炭鉱)」があった。 2011年 9月15日。その日の午前 9時頃、坑夫 7人が、地…
青春は「emotions & passions (感情と情熱)」の嵐に翻弄される時代だ。しかし、それも、やがて仕事に就いて10年も経つと、青春とは呼べなくなり、いやおうなしに苦難の多い「中年世代 (middle age)」に入る。そこは、「emotions & passions」こそ薄れるが、「…
Scotlandの「The Royal Botanic Garden in Edinburgh (エディンバラ王立植物園)」に勤務する園芸家 Mr Simon Allanは、樹齢200年、高さ16mの「Sebal palm (セバル・パーム)」の木に、毎日、水やり・肥料に気を配り、10年間育ててきた。 それは、まるで自分の…
「友達のメセージが気になってしかたがない」、「寝ても覚めてもスマホが離せない」。これはもうネット依存症 (中毒)だ。これに罹ったら、毒抜き (detox)が必要だ。人はこれを「digital detox」と呼ぶ。しばらくの間、電子デバイスを身辺から遠ざけることを…
だから、ドーナッツやジャンクフードばかり食べてはいけない。とくに、若い女性には、レバーや新鮮な果物、βカロチンを含むカボチャ、ニンジン、それにホウレンソウ、ブロッコリ、キャベツ、豆類などがお勧めだ。これらの食品には「folic acid (葉酸)」が豊…
どんな法律、条例、ルールであれ、違反者を取り締まるこができないのなら、それは、法律でも条例でもルールでも、なんでもない。 熱海市で長年見過ごされて来た不法な土砂投棄 (盛り土)は、9月 3日、これが主たる原因と見られる土石流が発生し、尊い人命 (死…
これはなんとしたことだ。「足りない、足りない」と困っているのは、地球温暖化を招くほど、大気中に有り余っている二酸化炭素CO2。とくに、UKの食品業界で「food grade CO2 (食品用炭酸ガス)」が不足している。 原因は、CO2製造に必要な天然ガスの価格が高…
Walesの「River Severn (セヴァーン川)」といえば、UKでもっとも長い川 (全長354km)として有名。Wales 中部のカンブリア山地に源を発し、Shrewsbury, Worcester, Gloucesterを通って、「Bristol Channel (ブリストル海峡)」に流れ下る。 その川を遡上するサケ…
公衆衛生学・疫学(Public Health & Epidemiology)が専門の T教授は、晩酌が大好きだった。ある日のこと、旅先の電車の中で偶然乗り合わせると、その医学系 T教授は、旅の間に、お酒の効能を説いた。いわく「ちょっとだけなら、ストレスを発散させてくれるので…
『これ以上、自然破壊、環境汚染、異常気象をこのまま放置しておくわけにはいかない』と言いつつも、どの国のリーダーも、一向に腰を上げようとしない。 2015年に開催されたCOP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)」では、2020年以降の地球温暖化対策の枠…
Walesの北西の地形は、魔女の顔のシルエットに似る。その魔女の鼻に当たるのが「lyn Peninsula (リーン半島)」。その南側の中央部に、人口約4,000人の港町「Pwllheli (プスヘリ)」がある。 Northamptonshireの実業家 Mr Richard Colton (1932-2015)は、自分…
知らない人について行ってはダメ、知らない人に気を許してはダメ。これは、昔からの鉄則だった。それが、ネット依存(症)の時代になると、子ども達まで変になった。知らない人とチャットを繰り返し、そのうち、だまされて犯罪に巻き込まれる事件が増えた。世…
かっては、澄み切った秋の空いっぱいに、あれほど赤トンボが群れ飛んでいたのに、近頃は、秋になっても、その姿を見かけることが少なくなった。 2019年の調査によると、個体数を劇的に減少させている地球上のトンボやカブトムシなどの昆虫は 40%に及び、動…
人前で話すことが苦手な人は多い。ところが、要領の得ないことをダラダラあるいはボソボソと話す人も、それに劣らず多い。 つまりは、スピーチが下手だとか、人前ではあがってしまい、思うように話せないなどといった心配は、まったく不要。ほとんど誰もが、…
人間(動物)が生きるためには、水、空気、栄養物を体内に摂り込んでエネルギー・細胞素材源とし、いらなくなったものは排出する必要がある。この働きが新陳代謝(metabolism)。生命体の溌溂(はつらつ)さを表わすバロメータでもある。 では、人の一生の間に、新…
地球温暖化によって気候変動がもたらされ、北極海の氷がドンドン解け出した。とくに、北極海の中でも「Barents sea & Kara sea (バレツ海とカラ海)」の氷解が著しい。 とは言え、北半球の冬は、それでも寒い。地球の温暖化が続く中で、なぜ、冬に大寒波が襲…
文化人として、身の回りを清潔・衛生的に保つのはエチケット。 でも、ドレスを一度だけ着て、その後、クローゼットにしまい込める人は、女王陛下かセレブの女優くらい。庶民であれば、着用した衣類は自分で洗濯しなければならない。これは、毎日の生活で重要…
Walesは Britain島の西部に位置する山あいの地だ。かって、そのWalesには、多くの炭鉱・金属鉱山があった。 地下資源を採掘すると、地下に巨大な空間ができる。また、地上に掘り出した鉱石から品質の高いものだけを選び出す作業が必要になる。品質の劣るもの…
いつの時代だったか、しきりに、「スタミナ・ドリンク」のTVコマーシャル映像が流れたことがあった。 しかし、サイクリングのロードランナーやプロのスポーツ選手は、もっとも効果的なスタミナ・ドリンクを知っている。それは、マムシ・エキスドリンクでもニンニ…
トマトソース、シチュー、カレーなどを入れたプラスチック容器 (タッパー)は、ベトベトになって、洗うのが大変だ。 そこで紹介するのが、英国 TVプロダクション・エグゼクティブの Ms Deinse O’donoghue (デニーズ・オドノヒュー)のとっておきの裏技。以前、Irel…
ヤングアダルトと呼ばれる青少年層 (18− 34歳)で、自らをスモーカーと称する人が増えている。 「Cancer Research UK」の調査によると、2020年 3月、コロナCovid-19感染拡大防止のために実施された「Lockdown (都市封鎖)」で外出が制限されたため、ロックダウ…
Scotlandの「Duncansby Head (ダンカンズビー岬)」から、さらに北東約10kmには「Shetland Islands (シェトランド諸島)」が連なる。この海域は、5つの「water masses (水塊)」が混じり合う場所だ。 このため、深海といえども栄養豊富で、多くの深海ワームや、…
「あなたの毎朝の洗濯の仕方は間違っている」と言われると、ドキリ。思わず「なぜ、どこが?」と、問いただしたくなる。 UKランドリー・サービス会社「Oxwash」の創立者 Mr Kyle Grantによると、ほとんどの人が、まちがった洗濯に甘んじているという。その主…
産業革命後、人類は競って化石燃料を地下から掘り出しては、これを消費し、大気圏に大量の CO2, CH4などの温室効果ガスを排出し続けて来た。 その結果、どうなったか。世界中の気温が上昇し、世界中の気候・気象が狂い出した。気温が 1℃上昇すると、大気中に…
その大部分が北極圏に属するGreenlandは、氷床(ice sheet)と万年雪に覆われた世界最大(面積:日本の約5.7倍)の島だ。しかし、この島は、ただ、平坦な雪原が広がっているわけではない。富士山(標高3,667m)に匹敵する高さの「Gunnbjørn Fjeld(ギュンビョルン山…
UKの南部 Kent (ケント州)で初めて見つかったCovid-19の変異ウイルス「アルファ株」が、インドで初めて確認されたデルタ株に徐々に駆逐、置き換えられ、そのデルタ株がUK全土で猛威をふるい始めた。 2021年 8月28日 (土)の新規感染者数は 32,406人。PCR検査…
Scotlandは、北の寒い国だ。そのScotlandで、お酒を飲みすぎて死亡する人が続出している。 自治政府の「minimum unit pricing (アルコール飲料最低価格政策)」が功を奏して、2019年には「alcohol-specific deaths(アルコールが原因で死亡する人」が前年比で1…
コロナCovid-19に感染すると、肺炎や呼吸器系疾患で苦しむ。しかし、それだけでは済まない。ときに、「血小板減少症 (thrombocytopenia)」、「血栓症 (blood clots)」、「脳卒中(strokes)」などの合併症 (complications)を引き起こしかねない。 もちろん、ワクチ…