2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
こんなことはありませんか。 ・疲れやすい・息切れがする・心臓がドキドキする・顔色がわるい これは、ごく一般的な「nutritional disorder (栄養障害)」の1種とされる「iron-deficiency anaemia (鉄欠乏性貧血)」の症状(syndromes)だ。 「The Scientific Ad…
ガン (cancers)はぜいたく病と言えるのだろうか。国が豊かになり、人々の生活にゆとりができて、誰もが手軽にお酒を飲み、タバコを吸い、好きなものを好きなだけ食べられるようになった。 その一方で、貧困であえいでいた時代に比べて、格段に増えたのがガン…
宇宙に輝く巨大な恒星 (giant stars)は、その終焉に近づくと「白色矮星 (white dwarfs)」となり、やがて爆発的な「核融合反応 (fusions)」を起こして、一生を終える。それは凄まじくも、潔(いさぎよ)い死にざまだ。 爆発瞬間の核融合反応では次々と反応ステ…
切り傷、擦り傷は1週間もすれば完治する。しかし、心に受けた傷は、そうは行かない。時として、回復するどころか、症状がだんだん悪化し、仕事をやめざるを得なくなることも。 英国メンタルヘルス・チャリティ団体「Mind」が、England在住の 4,400人を対象に実…
どこからともなく現われて、良いこともすれば、悪いこともする。薬にもなれば、毒にも麻薬にもなる生命体 (organisms)。その仲間は推定380万種。地球上のほとんどの空間に存在するが、その 90%ば名前さえ知られていない。それは一体、何ものか。 答えは「fun…
年齢も45歳を過ぎると、会社・役所の中堅どころとなり、自ずと、お酒を飲む機会も増える。この世代の人は、大抵、酔っぱらうほどお酒を飲まないけれど、お酒は「お付合い (social activity)」と見なしたり、1日のきつい仕事を成し遂げた自分への「ご褒美(rew…
犯罪組織、警察、芸人、職人、そしてこの頃は、政治家・官僚までも隠語 (jargon)と呼ばれる、仲間同士以外は意味不明な特殊な言葉を使う。「デカ」、「ホシ」、「テキヤ」、「シャリ」に加えて、「誠にイカン(遺憾)」、「シュクシュク(粛々)」なども限りなく隠語…
「desert (砂漠)」の語源はラテン語「desertus」。その意味は、見捨てられた土地。雨がほとんど降らずに、昼夜の気温の差が40-50℃とあっては、耕地に向かない不毛の地だ。 しかし、砂漠には、年間を通じて太陽の光がふんだんに降り注ぎ、強い風が吹きすさぶ…
日本では、石斧・石槍をかざして狩猟に明け暮れた縄文時代が1万年以上も続いた。その時代、温暖な気候に恵まれたとは言え、毎日の食糧を確保し、必要な道具や住居をつくって生き続けるためには、誰もが良く歩き、走り、そして力いっぱい働いたに違いない。 …
ヨーグルト (yoghurt)、ケフィア (kefir)、納豆・漬け物は、「probiotics (プロバイオティクス)」と呼ばれる。「good bacteria (善玉菌)」の宝庫と、もてはやされ、「軽い胃腸の不具合 (digestive ailments)」には乳酸菌サプリやヨーグルトが効果的と言われ…
若いからと言って、安心できない。心臓は、「実際の年齢 (actual age)」よりも密かに老化していることがある。心臓が老化すると、「早死 (early death)」を招く他に、心臓発作 (heart attack)や脳卒中 (stroke)の発症リスクが高くなる。そして、たとえ、命を…
あの「Romeo and Juliet」では、イタリアVerona (ヴェローナ)の町で「The Caplets (キャピュレット家)」と「The Montagues (モンターギュ-家)」が互いにいがみ合っていた しかし、そのような「いがみ合い (feud)」は、かって、どこにでもあった。 タイムマ…
ガン (cancers)は、人類にとって手に負えない厄介もの。とにかく、「ever-changing (変幻自在)」で、追っ手が現われても、すぐに変身する術を心得ている。 これでは、どんな重武装の機動隊が出動しても、探し出すことも、掴まえることもできない。おまけに、…
夜グッスリ眠って、小鳥のさえずりで目が覚める。この、なんんでもないことが、難しいことがある。夜が来て暗くなり、体に疲労感を感じて眠るのは、ごく自然なこと。しかし、ときに、悩みごとがあったり、「待ち遠しいこと」で胸がワクワクしているときなど…
10代の子どもは好奇心が旺盛。ピーター・パンでもない限り、早く「おとな」になりたいし、「おとな」の世界を知りたいと思うもの。そして、「おとな」のまねごとをしてみたくなるもの。青春期 (adolescent)の「teenagers (ティーンエイジャー)」と呼ばれる中…
イギリスの作家「ヒュー・ロフィテング (Hugh Lofting [1886-194])」の代表作「ドリトゥル先生航海記 (The Voyage of Doctor Dolittle)」では、主人公のDr Dolittle (ドリトゥル先生)はたくさんの動物から愛され、動物の言葉が話せた。サルもガチョウもみんな…
体重の気になる人の誰もが待ち望んでいた薬の1つが「weight-loss drugs (抗肥満薬)」つまりは痩せ薬の「Lorcaserin (ロルカセリン)」。実は、2012年に、すでにUS当局で認可され、2013年から商品名「Belviq (ベルヴィーク)」として販売されていた。 しかし、…
きょうは、ちょっと、わき道に入って、道草。 「ローマは1日にして成らず (Rome was not built in a day.)」ではあった。しかし、同時に「Rome was not decayed in a day. (ローマは1日にして腐らず)」でもあった。 広大なヨーロッパの地を支配した古代ロー…
古代ローマの詩人ホラティウス (Quintus Horatius [BC65-BC8])が、このお酒の記事を読んだら、ラテン語で「Parturiunt montes, nascitur ridiculus mus.」、英語では「The mountains have brought forth a mouse.」と言ったに違いない。「大山鳴動 (めいどう…
余り知られていないが、16世紀になって使われ始めた英単語に「bonze」がある。声に出して呼んでみると分かる。これは「坊主」のことだ。16世紀と言えば、日本では織田信長の安土桃山時代。その頃、日本に足を踏み入れたポルガル人が、その言葉を本国に持ち帰…