ヒロシのWorld NEWS

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2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風神が眠りから覚めた!:風力タービンがうなって、海は大荒れ (BBC-Science & Environment, November 18, 2019)

難破して海岸に打ち上げられた男が、やがて、意識を取り戻すと、海を罵(ののし)る。『なんと、むごいことをするものだ。波一つない穏やかな海原(うなばら)に、船を漕ぎ出させたかと思うと、大波を起こして船を転覆させ、大勢の仲間の命を奪うなんて。』 する…

カビ臭い古物置き場の博物館:館内の空気までよどんでいる! (BBC-News, November 25, 2019)

博物館は過去にタイム・スリップする不思議な空間だ。しかし、その「謂(いわ)れ」も変わっている。英語の「museum」はギリシャ語「Mouseion」に由来し、それはギリシャ神話の9女神「Muse (ミューゼ)」の館 (seat [やかた])あるいは神殿 (temple)を意味した。…

ウイスキー銘柄「立派」が2つ:どちらが本物? その「立派」争い! (BBC-News, November 20, 2019)

東京浅草の雷門に佇(たたず)む仁王は、でっかっく、迫力があり、「立派」だ。これを英語で「Great」、ラテン語で「Magnus」と言う。 しかし、その「Magnus」を巡って、Scotlandの「molt whisky (モルト・ウイスキー)」会社とUSの「bourbon whisky (バーボン・…

超新星1987A爆発で生まれた中性子星:産衣をまとって発見される! (BBC-Science & Environment, November 19, 2019)

地球から約16.8万光年離れた「大マゼラン雲 (Large Magellanic Cloud」の中の「超新星1987A (Supernova 1987A)」。それが、今から 32年前の1987年、突如として「超新星爆発 (supernova explosion)」を起こした。それは、過去400年間で最大級の爆発だった。 …

地質屋の「猫かぶり」:石油会社の金 握って、口を閉じ! (BBC-Science & Environment, November 18, 2019)

薄汚れた心の持ち主が、うわべをつくろい、立派なことをしている振りをする。これを「hypocrisy (偽善)」とも「猫かぶり」とも言う。 英語「hypocrisy」はギリシャ語「hupokrisis」に由来し、その意味は「acting of a theatrical part (役者の芝居ぶり)」だ…

いじめ(bulling)根絶を目指し:その原因、特徴、対策、事例を考える! (BBC-News, November 14, 2019)

1.苛(いじ)めとは 「bulling (いじめ)」とは、さしずめ、こんなところだ。・intimidate or persecute (someone weaker)[COD 12ed.]:(弱いものを)威嚇したり、苦しめること つまり、肉体的あるいは精神的な苦痛を与えて、追い詰めることだ。「harassment (…

小さな町の大胆な戦略:一度失った賑わいを取り戻せるか! (BBC-News, November 14, 2019)

どの国でも、経済は「右肩上がり (upward trajectory)」が望ましい。しかしイギリスUKで、景気が上向いている企業は少ない。つい最近のことだが、あの「British Steel」でさえ、破産の瀬戸際まで追い込まれた。ようやく「China」資金の目処がついて、従業員…

ガン患者の「ハーブ補完療法」:ほとんど効果なしか、リスクあり! (BBC-Health, November 14, 2019)

「藁(わら)にも すがる思い」。ガン(cancers)と診断された患者にとって、「hormone therapy (ホルモン療法)」だ、「chemotherapy (化学療法)」だと医者に強いられても、不安は尽きない。少しでも早く回復したい一心から、処方薬とは別に、「ハーブ・セラピー…

肉好き、野菜嫌い!:それは単なるわがまま、それとも親ゆずり? (BBC-Health, November 12, 2019)

「良薬 口に苦し」と言うが、「broccoli」、「sprout (芽チャベツ)」も苦くて食べられない。さらに、それが昂じて、野菜嫌いになった人は少なくない。 好き嫌いの激しい、わがままな子ども、あるいは、そんな子どもが大人になっただけか、と考えていたら、そ…

類人猿が樹の上から地上に降りて進化:それは1,200万年前だった! (BBC-Science & Environment, November 6, 2019)

ゴリラ・チンパンジーなどの類人猿 (Great Apes)と、ヒト属 (Homo)との違いは何か。 体中に長い毛が生えている、生えていないの違いがあっても、DNAの遺伝子配列にはそれほどの差がないという。もちろん、悪いことをする方がヒト属で、家族・仲間思いの霊長…

匂いの喪失障害「アノスミア」:なぜか、左利きの女性を襲う! (BBC-Health, November 7, 2019)

コーヒーは、香りが命だ。また、バラの香りは、その美しさを一層引き立てる。その人間の臭覚は次のように説明される。 匂いの化学成分が鼻腔内に入ると、その内部に張り付いた「nerve endings (神経末端)」を刺激する。すると神経細胞は、その情報を電気信号…

無いと生きられず、有り過ぎると翻弄される水:ムダ使いが過ぎる! (RTE-News, November 5, 2019)

宇宙のかなたから小惑星 (asteroids)によって地球に運び込まれた水は、不思議な物質だった。温度によって、その密度が変化し、純水の密度はなぜか 4℃のとき、最大の値1.000g/cm3となる。したがって、深海底の水の温度は、ほぼ 4℃とか。 さて、海は広い。地球…

鉛で汚染された水道水:ひた隠しに隠した秘密があばかれた! (BBC-News, November 4, 2019)

「Et tu, Canada ? (カナダよ、おまえもか)」。これは何としたことか。自然保護・環境汚染対策が進んだ、敬愛する国カナダ。その国でとんでもない水質汚染の実態が明るみになった。 カナダ全域に広がる11の主要都市。その「water supply (上水道施設)」で201…

金儲け、見せびらかしのヨガ教師に怪我続出:それは天罰か? (BBC-News November 3, 2019)

「Yoga (ヨーガ/ヨガ)」とは、「Sanskrit (サンスクリット語)」で「union (合一)」の意だ。古代の「Hinduism (ヒンズー教)」すなわち「Brahminism (バラモン教)」では、宇宙の根源原理「Brahman (ブラフマン)」と、自己の内的魂「Atman (アートマン)」との…

10年前に買ったマック・バーガ: なぜかカビが生えない、腐らない! (BBC-News November 1, 2019)

アイスランドで、McDonaldの全店舗が閉店したのは2009年。その閉店直前に、Mr Hjortur Smarasonは、「Cheeseburger」と「fries (ポテトチップス)」を買った。 しかし、買ったことは買ったが、Mr Smarasonはこれを食べずに、ビニール袋に入れてガレージの棚に…

草原・森林から蜘蛛、トンボ、ミツバチ等が急減!:だれのせい? (BBC-Science & Environment, October 30, 2019)

つい、十数年前まで、秋の空には、数え切れないほどの赤とんぼが飛び交っていた。もう、二度と、そんな風景を見ることはないだろう。 トンボに限らず、フンコロガシ、ミツバチ、コーロギ、カマキリも皆、地球上にあっって、ともに生を営む生物の仲間だ。 昆…

赤外線画像で乳ガンが見つかった!:でも、なぜか医者はこれが嫌い! (BBC-News, October 22, 2019)

「mamma (ママ)」、「mummy」、「mom」は、どれもラテン語の「mamma」に由来し,それは「mother」と「breast」の 2つを意味する。乳ガンX線検査「mammography」の「mammo-」は、後者の「乳房 (mamma) の連結系。 マンモグラフィは、これまで多くの女性の命を救っ…

ヘビー級スマホ・ユーザー:メールが気になり、気もそぞろで睡眠不足 (BBC-Health, October 23, 2019)

便利さが災いし、どうにも面倒な時代になったものだ。スマホのことだ。とにかく、これでメッセージを送ると、その返事が待ち遠しくて、しかたがない。他のことに手がつかない。互いにメッセージを交換する仲間内では、着信の「miss out (見落とし)」が心配で…

アルツハイマーの治療薬だって?:それは画期的な発見、それとも― (BBC-Health, October 22, 2019)

認知症 (dementia)とは、認知障害・学習障害などの症状 (symptoms)を示す疾患の総称だ。その認知症の60 - 70%を「Alzheimer's disease (アルツハイマー病AD)」が占める。高齢者にリスクの高い疾患だが、40代、50代の人にも発症する。 アルツハイマー病の主な…

あなたの「もったいない精神」が地球を救う:それはなぜか!(その2) (RTE-News, October 15, 2019)

命を支える「食」。これを、疎(おろそ)かにして栄えた家も国も聞いたことがない。我が儘(まま)が過ぎた「食」は、人の健康を害し、家・国を滅ぼし、自然界、地球環境さえ崩壊させ兼ねない。 RTEは、ひとり一人が「食品ロス」に目を向けることの大切さを訴え…

あなたの「もったいない精神」が地球を救う:それはなぜか!(その1) (RTE-News, October 15, 2019)

「もったいない」が、ほんの一時(いっとき)、マスコミで話題になった。が、それも、直ぐに過去の出来事になった。 銅 (copper)は熱しやすく、冷めやすい。しかし「ウソッ」、「マジッ」、「メッチャ」がすっかり定番になったTV各社も、熱した銅 Cuに勝(まさ)る…