ヒロシのWorld NEWS

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2020-01-01から1年間の記事一覧

暗く、寒い冬:何事も億劫になる「冬バテ」を乗り切るために! (RTE-News, Dec 10, 2020)

かって、太陽系第三惑星「地球」は氷河期に入り、地球上の全てが厚い氷と雪に覆われたことがあった。それでも、植物・動物、それにヒト族 (Homo)の祖先は、その極寒と飢えと、日照不足による病気に耐えて、生き延びた。 氷河期には、毎日が暗く、それが何万年…

コロナ感染の重症化・死亡リスク:「貧困」と高い相関性があった! (BBC-News, Dec 15, 2020)

興味や人生の充実感・幸福感は、人によって違う。観光客も訪問客もほとんど来ない北国の孤島で、わずかばかりの田畑の耕作を糧(かて)にしながら、毎日の暮らしに充足と幸福を見出す人もいるだろう。 しかし、そんな生活であっても、ときには病気に罹(かか)る…

ピノキオの鼻の「リオ・ティント」:豪州の先住民の聖地を爆破! (BBC-News, Dec 9, 2020)

独自の文化・歴史を有する民族には、決して穢(けが)してはならない「聖域 (sancturary)」がある。ストーン・サークル、神社・仏閣、霊山、アイヌ民族のチャシ、教会などがそれに当たる。 たとえ、その地下に、どのような金銀財宝が眠っていたとしても、軽々に掘…

UK製「折畳みバイク」:部品がなくて、組立て製造販売できない! (BBC-News, Dec 9, 2020)

これまで見逃され、あるいは見落とされていただけだった。新型コロナ Covid-19感染騒動で、はっきりしたことはいくらでもある。しかし、3つだけ挙げるとすれば、 ・WHO、政府の危機管理力のレベルの低さ ・米国の頑(かたく)なな自己本位主義。そして欧米の、遊…

医薬品の緊急搬送:孤島にドローン(無人飛行機)を飛ばせ! (BBC-News, Dec 11, 2020, M511

それほど昔のことではない。孤島や奥深い集落では、マムシに咬まれた人や破傷風の患者が発生しても、すぐに血清治療ができずに、命を落とした人が少なくなかった。 患者を救う方法はただ一つ。飛行機に血清を積んで飛び立ち、上空から血清の入った荷をパラシ…

雪・吹雪は天からの「ありがた物」:それとも「やっかい物」? (RTE-News, Dec 7, 2020)

カナダの冬の夜半に、雪が降ると、朝の雪かきが大変だった。自宅の周りの歩道の雪かきが義務づけられていたからだ。急いで朝食を済ませ、大学の研究室に向かう前に、一汗も二汗もかいた。朝の準備運動としては、十分すぎるほどだった。 さて、北極圏に近い S…

朝、東の空が真っ赤に染まるとき:今日の天気は晴れだ! (BBC-News, Dec 9, 2020)

時刻が日の出の時間に近づくと、ほのかに暗闇が薄れて「twilight (あけぼの)」となり、やがて、東の空が白み始め、小鳥の「チッチ、チッチ」とさえずり始める頃は「dawn (朝ぼらけ)」。さらに、東の空が薄っすらと赤みを帯びて、その光の濃さが徐々に増しな…

19世紀のイギリスの田園風景画は本物:約£100,000で落札! (BBC-News, Dec 9, 2020)

人は、なぜ絵を描くのだろう。思い出を記録するためか、心の内を具象化するため、それとも、今、目の前に存在する景色や人物・静物、それに、それを取り巻く光と影、空気などをキャンバスに閉じ込めておきたいという衝動に駆られるからか。 いずれにしても、…

Scotlandの東の岬の海岸:ハイイロアザラシの楽園となった! (BBC-News, Dec 10, 2020)

かわいい赤ちゃんは baby。けれど、動物の赤ちゃんには独特の呼び方がある。こんな具合に、 ・puppy ← dog ・pup ← seal, dog ・kitten ← cat ・kit ← rabbit ・chick ← chicken ・piglet ← pig ・cub ← bear, lion, tiger ・foal ← horse, zebra ・calf ← c…

カニ・エビ加工場の廃棄物が:海洋汚染を防ぐbioplasticsに変身! (RTE-News, Nov 26, 2020)

スーパーの店頭に並ぶリンゴ、ナシ、ミカン、それにキャベツ・ニンジンなどの野菜は、収穫されたものの中から、形の整ったものだけが選ばれて販売されている農産物だ。 たとえば、リンゴ・ナシは、少々傷んだり、形がいびつなもの、小さすぎるものなどは、商品…

ストレス、不安、悩み:そんなものは、これで吹っ飛ばせ! (RTE-News, Nov 5, 2020)

ストレス・不安がたまると、夜、ぐっすり眠れなくなる。そして、メンタルヘルスが悪化すると、「精神科の専門医の診断を」と勧められる。 しかし、そこには、隠れた多くのリスクが存在することも事実だ。医者に言われるままに、不適切な処方薬を飲み続けては…

まぼろしの野の花「grass-poly」:「ゴースト・ポンド」で発見! (BBC-Science, Nov. 28, 2020)

ダリア「dahlia」の花は、けばけばしい厚化粧をした女性のよう。大した魅力を感じない。それよりも、夏の盛りに、真っ白な花を咲かせる山百合は、野の花の中で突出している。清楚な姿ながら、切ないほど妖艶な香りを放ち、夜、月の光を浴びると、まるで灯り…

不死身のダース・ベイダーが死去:フォースと共にあらんことを! (BBC-News, Nov. 29, 2020)

「Dave Prowse (デイヴ・プラウズ)」と聞いても、誰のことだか分からない。けれども「Darth Vader」と聞けば、世界中の人が知っている。 その、宇宙の「悪の権化(ごんげ)」の象徴俳優が逝去した。85年の生涯だった。 Mr Dave Prowseは身長198cmで、並外れた体…

おしゃれな電動キックボード:これは近未来の近距離移動ツール! (RTE-News, Nov 26, 2020)

最近の若ものの間で流行(はや)っているのは、化け物のような大型のボックスカー。たかが 10 −20分の通勤、ショッピングに、貨物トラックと同サイズの大型マイカーを走らせる。運転席から周囲に目が十分に届かない、あの大きさのクルマでは、近づいた子どもや…

鳥インフルエンザ H5N8が Englandに上陸:「白鳥の死」が相次ぐ! (BBC-News, Nov. 30, 2020)

England北西部「Cumbria (カンブリア州)」の「Ulverston canal (ウルヴァーストン運河)」では、白鳥1羽とひな鳥 (cygnets) 7羽が死んで、その他にも 2羽の白鳥が衰弱していた。 これを目撃したMs Caroline Simは ” I can’t describe the heatach.” [ 言葉で…

「冬咲きの花」は魅力でいっぱい:きっと、幸せにしてくれるはず! (RTE-News, Oct 24, 2020)

初雪が庭に薄っすらと積もり、カエデの枝にわずかに残っていた枯れ葉が、その上に散ると、梅や桜の木々に、秋明菊、フジバカマも一斉に冬の眠りに入る。そして、この間まで、色々な草花で、あんなに賑わっていた庭も、すっかり殺風景な景色に変わる。 けれど…

「Gleann na nGrealt (気狂いの谷)」で農業に転身:これが大成功! (RTE-News, Oct 24, 2020)

Ireland南西部「Tralee (トラリー)」の町はずれに、緑豊か (verdant)で「雄大な峡谷 (a majestic glen)」が広がる。そこは「Gleann na nGrealt」すなわち「The Valley of the Mad (気狂(ちが)いの)谷」と呼ばれる地だ。 その谷には、こんな伝説が伝わる。『…

主婦が考えた洗濯機クリーニング法:これでドラムはピッカピカ! (RTE-News, Nov. 23, 2020)

これは、オーストラリア在住の、ある主婦が考えついたアイデアだと言う。またたく間にネット上に広がり、話題となった。 毎日使用する洗濯機。その中はきれいに見えても結構汚れているものだ。汚れが隠れているだけ。 そこで、洗濯機 (washing machines)のク…

今年の満月は残すところ:「Beaver Moon」、「Cold Moon」だけ (RTE-News, Oct. 30, 2020)

人類が共同社会を形成するようになると、季節の変化に応じて、狩猟民族、農耕民族の別にかかわらず、一緒に作業、労働する必要性が生まれた。 このため、古代エジプト王朝や、古代インカ帝国などは、「太陽の運行」を正確に見極めて、種まきや穀物の収穫の時…

他人に煽られた使い捨て生活から:エコな自分の生活スタイルを! (RTE-News, Nov. 1, 2020)

一口で「エネルギー・資源の節約」と言っても、「silver bullet (とって置きの完璧な解決策)」など、あるはずがない。余りにも贅沢に慣れ、セレブでもないのにセレブ気取りで、さらに欲望に駆られ、「必要でないもの」、「必要以上のもの」まで買ってしまう。 2…

「アーレス・アン・ウフタラーン」:そこは野生生物の楽園だった! (RTE-News, Nov. 17, 2020)

東京のど真ん中に、静かに佇(たたず)む皇居。その総面積は230ha (2.30km2)。しかし、Irelandの大統領官邸「Áras an Uachtaráin (アーレス・アン・ウフタラーン)」も、その広さと自然の豊かさでは皇居に引けを取らない。敷地面積は52.6ha (130エーカー)ではある…

過去の失敗に学ぶ善行か、それとも学ばない愚行?:沼地に植林! (BBC-News, Nov. 18, 2020)

自然を愛し、自然保護活動を進める「カンブリア野生生物トラスト(Cumbria Wildlife Trust)」の Mr Stephen Trotterは、役人の余りの愚行に「びっくり仰天 (astounded)」した。 UK北西部 Cumbriaの「Lake District (湖水地方)」は、のどかな風景が広がる景勝…

召しませ、「バナナ・ティー」:これで朝までぐっすり! (RTE-News, Nov. 18, 2020)

今、妖精の国 Irelandでは、バナナ・ティーが人気だ。バナナは栄養価が高い。とくに、バナナに含まれるアミノ酸の一種「L-tryptophan (L-トリプトファン)」は、脳内で「5-HTP (5-ヒドロキシトリプトファン)」に変わり、それが精神を安定させる神経伝達物質「s…

無意識の「盗み食い」:口寂しくたって、品格は落とさない! (RTE-News, Nov. 17, 2020)

クルマに乗ってドーナッツをムシャムシャ、サーッカー・野球観戦ではポテトチップスをカリカリ、映画を観ていても煎餅をポリポリ。これを英語で「snacking (軽食、間食、おやつ食い、盗み食い)」と言う。「snack」の語源は Middle Dutch (中世オランダ語)の「sn…

心の中のゴミ(怒り、不安、悩み)は:一掃して、すがすがしい気分に! (RTE-News, Nov. 6, 2020)

宇宙ステーションや海底の居住スペースなどの閉鎖空間で、複数の人間が長い時間一緒に過ごすと、ストレスがたまって、よほど特別な訓練を受けた人でない限り、些細なことで言い争ったり、喧嘩し始めることが知られている。 コロナ騒動で、子どもが学校に通え…

これからの農業「agroforestry」:生産と環境保全の両立型! (BBC-News, Nov. 9, 2020)

この季節、新米の炊きたてご飯はもちろん、ふわふわの小麦胚芽入りパンも、あつあつポテトも美味しい。それにチーズとワインとコーヒーがあれば完璧だ。 でも、そのどれもこれも、農家が生産したものだ。 ところが、この数年、Scotolandでは、農家が批判に晒…

ごちゃごちゃワードローブの整理術:冬物衣類の準備にあたって! (RTE-News, Nov. 2, 2020)

朝晩の冷え込みが厳しくなると、いつまでもTシャツ姿でいられない。夏物衣類を洗濯し、「wardrobe (衣装箪笥)」の中身も、冬物を中心に再整理する必要がある。 そう思ってワードローブの扉を開くと、そこは、この数年着たことがないセーターや、「fast-fashion …

イギリスの海が「黄色」だって?:EUもびっくり! (BBC-News, Nov. 8, 2020)

政治の世界はもちろん、一般社会からも「品行方正」、「清廉潔白」の 4文字はほとんど絶滅した。余りにも現実からかけ離れている言葉だの声も聞かれる。 代わりに、人々が好んだのは「水清ければ魚棲(す)まず」だった。「清廉すぎると、周りの人が親しみを持…

鳥類の進化(ウグイスからダチョウまで):秘密はゲノムにあり! (BBC-Science, Nov. 11, 2020)

遠い、遠い人類の祖先 (ancestor)の初期原人が、樹の上から地上に降りて二足走行を始めたのは、今からおよそ500万年〜700万年前のこと。ところが、鳥類の祖先は、それよりも遥か以前の1億5,000万年〜2億年前に、地球上に現われたと考えられている。 鳥 (bird…

子どもの背の高さが20cmも違う:栄養が良い国、悪い国! (BBC-Health, Nov. 6, 2020)

ちび、のっぽ、痩せっぽに太っちょ。どうでも良いようだが、子どもにとっては、深刻な悩みの種になりかねない。昔から、背の高い男の子は、女の子にモテるとされていたし、太っちょも、度が過ぎると、跳び箱がとべない。 思春期の多感なときに、背が低く、太…