2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
裾(すそ)がちょっと ほつれたジーンズ、わざとツギハギを当てたジーンズ、膝小僧が見えるほど破けたジーンズの値段が、無傷の新品よりも高いという不思議な時代だ。 ところで、「繕(つくろ)う (to mend)」とは、衣類の破れやほつれを、糸と針で補修することだ…
見知らぬ人が耳元でささやく『ほんのちょっとだけ (Just a littel bit, just a second.)』は欺瞞(ぎまん)、詐欺、策略、陰謀に満ちた悪魔の甘言だ。くれぐれも騙されてはいけない。 けれど、それとは逆に、『take micro breaks (ほんのちょっとだけ、ひと休み…
野山の雪が溶け出す2、3月、草木は、みな目覚めて、子孫を残す生命活動に入る。スギ、ヒノキ、ヒバ、マツなどの樹木は、ところ構わず、ぼう大な数の胞子を空中に撒き散らし、カモガヤ、ナギナタガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの雑草も、われ先にと争って花粉をば…
人は誰でも40代に入ると、一本、また1本と、白い髪の毛 (grey hairs)が目立つようになる。だから、白髪染め、染毛剤の需要が絶えることはない。 では、なぜ、年をとると髪の毛が白くなるのか。 「NYU Grossman School of Medicine (New York大学医学研究科)…
遅まきながら、ようやく、世界の一部の国はプラスチック汚染対策に乗り出した。札幌で開催されたG7(経済主要 7ケ国)による「Minister’s Meenting on Climate, Energy and Environment (気候、エネルギー、環境相会合)[ 4月15− 16日]」において、2040年までに「…
辺り一面が黄色の一色で染め上げられた「菜の花畑」、はたまた、遠くの山懐まで緑の海原のように広がった「麦畑」。風が吹くと、菜の花や麦は、まるで波のごとく揺れ動いていた。 と、突然、その茂みの中から「ヒバリ」が飛び出し、空に向かってグングン昇っ…
「他人がどう言おうが、思おうが、俺さまは俺さま」と、突っ張って生きる輩(やから)もいるが、「ひとにどう思われるのか」と心配で人前に出られなくなり、 ・workplace:職場 ・relationship:人間関係 ・everyday situations(shopping or holiday):日常生…
はるか昔のこと、遠いギリシャの地に、こんな話があったという。 難破して海岸に打ち上げられた男が、やがて、意識を取り戻すと、海を罵(ののし)った。 『なんて、むごいことをする海だ。穏やかな海原(うなばら)に人を誘い、船を漕ぎ出させておいて、怒涛(ど…
Mr Kevin Darmody (ケビン・ダーモディ)は65歳だった。釣り人としての経験が豊富で、「Cape York (ヨーク半島)」の小さな町「Laura (ローラ)」の住人。そして、パブのマネジャーとして、地元ではよく知られた人物だった。その Mr Darmodyの姿が最後に確認され…
1.Introduction:はじめに 人の心は、覆い隠そうとしても、つい、顔の表情 (facial expressions)やしぐさ・態度(gestures)に現われてしまうもの。けれども、「しぐさ」は、相手に自分の気持ちを伝えるために、なくてはならないものでもある。 ただし、卑劣…