ヒロシのWorld NEWS

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2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

優しくて、せい高のっぽのキリン:もっと、知っておきたいこと! (RTE-News, June 21, 2021)

小顔に、スラリと伸びた首と優しい目。でも、どこか、もの悲しい表情をして、いつも、ゆっくりと口をモグモグさせている動物と言えば、キリン (giraffes)。 動物園でこのキリンがいないと、動物園と呼べないほど、子ども達に親しまれている動物だ。6月21日は…

オリオン座の不吉の赤い星ベテルギウス:急に暗くなって爆発か? (BBC-Science, June 18, 2021)

小さな子どもまで知っている「Constellation of Orion (オリオン座)」は、夜空にひときわ目立つ星座の一つ。そのオリオンの左肩で、赤っぽく輝く星がある。一等星の「Betelgeuse (ベテルギウス)」だ。英語では「ビート ルジュース」と発音する。 星の「赤っぽ…

かぜの症状かな?:実は、デルタ型 (インド変異株 )コロナ感染 (BBC-Health, June 14, 2021)

『風邪 (かぜ)を引いたかな?』。こんな症状がある。 ・headache:頭痛 ・sore throat:のどの痛み ・runny nose:鼻水 それに、『なんだか、少し気分が悪い (some funny ‘off’ feeling)』と思っていたら、実は、インドではじめて確認された「Delta variant …

「スキン・ミニマリズム」を取り入れると:貴方はもっと きれいに! (RTE-News, June 9, 2021)

「精粋・簡潔にして優美」は、芸、武道、禅庭、俳句などの世界にあって、至高の目標となるものだった。 茶道の開祖 利休は「わび、さび」を重んじ、一刀流では、ただ真っ直ぐに刀を振り落ろす「切り落とし」を一の大事とした。能・日本舞踊の所作、龍安寺の石…

「レスボス島民」か「レズビアン」か:ややっこしいのが「Lesbian」 (RTE-News, June 21, 2021)

オーストラリア人を指すなら、Australia」の語尾を変化させて「Australian」とする。同じように、「Lesbos(レスボス島)」の語尾を変化させると「Lesbian(レスボス島民)」となる。 この「Lesbos(レスボス島)」は、「Aegean Sea(エーゲ海)」の北東の、トルコ沿岸…

睡眠の大切さは分かっていても、ほとんどが寝不足:なぜ? (RTE-News, June 16, 2021)

『睡眠が健康にとって大切である』ことは重々承知、百も承知。それに、「どうすればぐっすり眠れるのか」については、ずいぶんとたくさんの本・雑誌記事などを読んで、よく知っている。 けれども、では実際に、「十分に睡眠がとれているか」となると、これは、…

豪州で最大の、新種の恐竜:名付けて「南のタイタン」! (BBC-News, June 6, 2021)

「恐ろしい竜」を縮めて「恐竜」。しかし、本当は竜ではなくて蜥蜴 (トカゲ)。「dinosaur (ダイナソア)」のことだ。 この語はギリシャ語の「deinos sauros」すなわち「terrible lizard (恐ろしいトカゲ)」または「fearfully great lizard (恐ろしく巨大なト…

アメリカ南西部の干ばつでダムが危機的状況:雨乞いにすがる! (BBC-News, June 11, 2021)

USのネバダ (Nevada)は、自然に恵まれた州だ。森の中に、美しい「Lake Tahoe (レイク・タホー)」がひっそりと佇む。それは、同じ湖と言いながら、観光バスの中からもよく見えない「霧の摩周湖」とは、比較にならないスケールだ。 そして、騒々しい Las Vegas…

朝、早く起きるか、ゆっくり寝ているか:どちらが徳か? (RTE-News, June 2, 2021)

フクロウ (owls)がヒバリ (larks)に文句を言う。『ヒバリよ、おまえは、なんでそんなに朝早く起きて、うるさく飛び回るのか』と。 ヒバリの答えはこうだ。 The early bird catches the worm.(早起きどりは虫をとらえる), meaning that the person who takes …

激しい運動:筋肉が動かない「運動ニューロン病」の引き金に! (BBC-Science, June 6, 2021)

鍛えに鍛えたプロのアスリートと呼ばれる人でも、ある日、突然、体の筋肉が思うように動かなくなる病気。それが「motor neurone disease (運動ニューロン病MND)」だ。発症率は300人に1人。したがって、日本 (人口約1億2千万人)の患者数は推定40万人となる。 …

人口の10倍 (18,000,000本)の木を植える国:Scotlandの意気込み (BBC-Science, June 6, 2021)

かって、広葉樹の森には光が溢れ、たくさんの小鳥や獣が互いに支え合いながら暮らしていた。それは、自然豊かな場所だった。人間は、その自然の中にあって、キノコや山菜、ヤマブドウ、ベリー、木の実を集め、シカ、イノシシ、クマなどを狩って生き延びた。…

シベリアの永久凍土で24,000年間眠って:やっと目覚めたワ虫! (BBC-Science, June 8, 2021)

『名は体を表わす』』と言うが、ちっとも「体(たい)」を表わさないものだってある。細長い棒状でも「輪形 (りんけい)」と言う。体長 0.5mmほどの、ごく小さな「ワムシ(rotifers)」のことを、輪形動物とも呼ぶそうだ。その「rotifer」の語源はラテン語「Rotif…

グリーン・キッチン:地球に優しく、心にゆとりある食生活を! (RTE-News, June 2, 2021)

1.Rethink your food:食べものを見直そう 食べ物を粗末にすることは、ほとんど罪悪に近い。私たちが口にするものには、地球上の生物の命と、たくさんの人々の労力とエネルギーが詰まっているからだ。 しかし、Irelandの統計によれば、食品の約 1/3はムダ…

どうしようもない電車・バスのストレス:わずらわしさ解消法! (RTE-News, May 18, 2021)

航空会社JAL.ANAに限らず、電車、バス・市電などの公共交通 (commuter )の運営会社は、どこも赤字経営に苦しむ。数十年前に比べて、地方都市の人口が急減し、産業構造や生活様式が変わったせいもある。廃線間近の鉄道、バス路線に、急場しのぎの公的資金を投…

波乗りで遊んで、捨てるベリーボード:UKのビーチはゴミ津波 (BBC-News, May 20, 2021)

雪の上を波に乗る要領で滑るのが「snowboards (スノーボード)」なら、本物の海の波に乗って遊ぶのが「bellyboards (ベリーボード)」。「bodyboard (ボディボード)」とも呼ぶ。フィン付きの「surfboards (サーフボード)」とは違って、一般に軽量、小型で安価な…

毒グモのしぶとさ:遺伝子を変異させて世界中に広がる! (RTE-News, May 27, 2021)

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」によれば、天国にもクモがいた。ある日、御釈迦様は一匹のクモを見つけると、キラキラと輝く そのクモの糸を、地獄の罪人の頭の上に、救いの道として静かに、たぐり降ろされた.......。 ところが、アフリカ大陸の西岸沖に浮かぶ「Ca…

「絶対していない」のアメリカ:独メルケル首相の電話をまだ盗聴 (BBC-News, May 31, 2021)

根っからの悪人は「性懲りもなく」悪事を続けるものだ。どうやら、USも、その中に入りそうだ。 かって、オバマ政権時代、ドイツのメルケル首相の電話が盗聴されていたとする「疑惑 (allegations) 」が浮上すると、White Houseは、この疑惑を真っ向から否定し…

白を切れなくなった:PentagonはついにUFOの録画記録を公開! (RTE-News, June 4, 2021)

UFOすなわち「Unidentified Fying Objects (未確認飛行物体)」の目撃写真・情報のほとんどは、何かの見まちがいと、USの「The Pentagon (国防総省)は UFO説をはねのけ、UFOと呼ばずに、「Unidentified Aerial Phenomena (未確認大気現象)」とか「Unexplained A…

皮膚の老化・ガン化には日焼けどめ:プロが教える正しい使い方! (RTE-News, May 26, 2021)

赤シソ (red shiso)の葉の色素は、太陽光の有害な紫外線を吸収し、内部の細胞を紫外線から守るために進化したものだ。 しかし、人間の肌は、シソの葉のようにはいかない。日差しが強い太陽光に曝されると、肌が老化し、シミ・シワの原因になるばかりか、とき…

観葉植物にミュージックを聴かせる!:ほんとうに効果があるの? (RTE-News, May 24, 2021)

植物に音楽を聴かせると、プラスの効果があるとの説もある。昨年、スウェーデンの「Spotify (スポティファイ)」が配信した「Music for Plants(植物のためのミュージック)」の再生回数が1,400%も伸びた。 いったい、本当に効果があるのだろうか。 園芸家の M…

グーグルAI診断アプリ:患部の写真と症状の入力だけで診断可!(BBC-Tec, May 19, 2021)

医療ミスや誤診はあってはならない。医療は慎重に慎重を重ねるべき行為だ。しかし、「間違いは誰にでもある」ことを盾にとり、医療ミスがあっても謝罪することはないし、なぜ間違えたのかの説明もない(ことが多い)。そんなとき、医者はひたすら保身に走るか…

オークニー諸島の刑事「ワン君」:探すのは 殺し屋「オコジョ」! (BBC-News, May 19, 2021)

オコジョ (stoats)は、漢字で「鼠」と「由」を並べて「鼬」と書く。しかし、「stoat」は、鼠(ネズミ)とは何の縁も由縁(ゆかり)もない、イタチの仲間だ。学名は「Mustela erminea」。古仏語「hermie」由来の「ermine」とも呼ばれる。その語源はラテン語の「Arme…