健康
宇宙ステーションや海底の居住スペースなどの閉鎖空間で、複数の人間が長い時間一緒に過ごすと、ストレスがたまって、よほど特別な訓練を受けた人でない限り、些細なことで言い争ったり、喧嘩し始めることが知られている。 コロナ騒動で、子どもが学校に通え…
ちび、のっぽ、痩せっぽに太っちょ。どうでも良いようだが、子どもにとっては、深刻な悩みの種になりかねない。昔から、背の高い男の子は、女の子にモテるとされていたし、太っちょも、度が過ぎると、跳び箱がとべない。 思春期の多感なときに、背が低く、太…
例年、春先の花粉シーズンになると、薬局・スーパーで販売されていたマスク。それが、今年の春、一時、日本全国のほとんどの売り場から消えた。「販売終了、次の入荷は未定」の張り紙を残して。 その後、やや時を置いて出回ったのが、粗悪品の中国製マスク。…
北風が吹き出すと指先が冷え、爪も乾燥して脆(もろ)くなり、先端にヒビが入ったり、缺(か)けることが多い。そのため、寒い季節には爪の養生・ケアが大切だ。 RTEは、そのポイントとして次の7項目を上げる。 1.Give your nail a breather:ときにはマニキュ…
この数日中に遠足・ハイキングやバカンス旅行の予定を立てている人、またはデートの約束のある人は、夜になってベッドに入っても興奮冷めやらずの状態で、何度も「tossing and turning (寝返りを打って)、なかなか眠れないだろう。 しかし、世の中は、そんな…
誰だって、夜、なかなか眠れないことがある。それが 1日、2日ならまだしも、週に何度も続いたら、イライラがつのり、些細なことで感情が高ぶり、記憶力が落ち、疲れやすく、体も思うように動かなくなる。そして、普段なら何でもない簡単な仕事にもミスが出る…
人には、それぞれこだわりがある。納豆・ピーマン大嫌い。「巨人」以外のTV放送は観ない。そして、さしずめ USだったら、なにが何でも「トランプ支持」。 しかし、その好き嫌いの選択は、頭の中で本当に吟味されたものだろうか。あるいは、選択の理由が明確に…
高校の英語の時間だった。『好きな酒を飲んで、何が悪い! 俺は女房 (あるいは娘だったか?) の横っつらをバーンと引っ叩いてやった』と、K教師は、酒癖の悪い酒飲み特有の、あの「crocodiles(クロコダイル)」のような冷淡な目つきで、生徒のみんなを睨(ね)…
「健康的な食生活」、「1日 5品目の野菜・フルーツ」と勧められても、昨今の野菜の値段は呆れるほど高く、庶民にとってWHO基準は高嶺(たかね)の花になりかねない。倹約を志す人が「健康的な食事」を摂るためには、それなりの知恵を働かせる必要がある。 以下は…
秋になると、むしょうに人恋しく (crave to be loved)なったり、むしょうにチョコ、ケーキなど甘いものを食べたくなるもの。この「強烈で抑えきれない欲求 (intense and uncontrollable desire)」は、一体どこから来るのだろう。 ときに、おなかが空いていな…
『人の命は何よりも大切』と、子どもに言い聞かせながら、一方で、政治家は妙なことをする。コロナ感染拡大の危機にあって、「多少の犠牲もやむなし」と言わんばかりに、都市封鎖・行動規制を跳ね飛ばし、経済優先の道を選択した。 しかも、その手の内、胸の…
「セレブ気分が強くなって、人さまを見下し、他人の意見に耳を貸さず、自分の権利を盾に、自己主張する人間が増えた」 この時代に、職場で、同僚・上司、部下との ぶつかり合いがない方がおかしい。 そんな背景にあって、陰湿な「workplace bulling (職場イジ…
クレオパトラ(Cleopatra)、マリー・アントワネット(Marie Antoinette)はもちろん、有名・無名の女優、お金に不自由しないセレブ、そして一般OLまで、「美容と健康」は、いの一番 (first of all)に望むこと。そのため、美容クリームや美容マッサージなどのスキ…
眠くなってベッドに横になると、しばらくは、うつらうつらと「light slumbers (まどろみ)」、それから「dormant states (熟睡状態)」に入り、やがて「レム睡眠(rapid-eye-movement (REM))」となる。それ以降は、90 -120分間隔で、「ノンレム睡眠」と「レム…
「ザザザ、ザー。ザザザ、ザー」。心地よい潮風に、打ち寄せる波の音。浜辺は、歩いても、立ち止まっても、寝転んでも、心が癒(いや)される。冷たい波に揺られて遊ぶ海水浴も、また楽しい。 ただし、気をつけるべきは、「紫外線 (UV radiation)」だ。 「The …
アレルギー (allergy)とは、「Dublin Institue of Technology (ダブリン工科大学DIT)」の Dr Oria Cahillによると、 ・特定の物質 (ある種の食べ物、花粉、ダスト、医薬品など) に対して極端に過敏 (hypersensitive)になる「免疫反応(immune response)」のこ…
「座禅」を組んで「瞑想 (meditation)」に没頭する。このとき『雑念から離れた境地に「心 (mind)」を置け』という。『「仏の姿」の他には、何も考えるな』とも。 しかし、「何も考えるな」と言われても、「何も考えない時間」は、そう、長くは続かない。目をつ…
「おなかが空いたら食べる」、「おなかがいっぱいになったら、食事はおしまい」。これがごく普通のこと。 食べ物が「gut (おなか)」に入ると、おなかの内壁から脳に向けて、ホルモン・神経シグナルが発せられる。すると、脳は、肝臓 (liver)や膵臓 (pancreas)…
USシリコンバレーの実業家 Dave Asprey (デイブ・アスプレー)が、2004年にチベットの山中を歩き回ったとき、「バター茶 (ヤクのバター入り)」を口にした。すると、とたんに気分爽快となり、すぐに疲れも吹き飛んだという。 その後、USに戻った Mr Aspreyは、チ…
そう言えば、はるか以前に、「赤ちゃんのオムツかぶれに、ベビーパウダーを使う人がいる」と聞いたことがある。このパウダーを製造販売するのは、USの医療機器・医薬品メーカー「J&J (ジョンソン・アンド・ジョンソン)」。 その原料は鉱石「talc (タルク)」。「…
「軽い」、「スカッとする清涼感」、「初心者向き」などの、謳(うた)い文句で売り出した「menthole cigarette (メンソールタバコ)」。タバコの有害性を気にする人には、その宣伝文句で「misperception (誤解)」を植え付けた(洗脳した)。いわゆる『メンソールタ…
新型コロナ感染防止対策の一環として「外出制限」が強いられた人々は、自宅で、いったい、何をしているのだろう。 思いがけない調査結果が報告された。 IrelandのTrinity大学「The Department of Physiotherapy(理学療法学科)」の Dr Emer Barrett, Dr Cuisl…
いかに「尾ひれが付く」とは言え、古代中国人が考えた、尾が9本の化け狐「九尾狐」は、人を煙に巻く話だ。その古い逸話が、朝鮮半島の百済を経て日本に伝わり、狐の妖怪や、狐の化けた女の話が民衆に知れ渡った。その際、日本に帰化した百済人(移民)が、「狐…
ヨーロッパでは、大手自動車メーカーの生産ラインが一部操業を開始したものの、その販売は低迷している。カー・ディーラーのボヤキを尻目に、唯一、気炎を上げている産業がある。「bicycle industry (自転車産業)」だ。 UKで、カー部品の他にバイク(自転車)の…
かって軍人、政治家・役人は、偉そうに見せるため、口ひげ・顎ひげを蓄えた。今でも、若い人に、実際よりも強そうに、偉そうに見せるために、口ひげをはやしている人がいる。 Roald Dahlは「髭づら」を皮肉って、「The Twits (ろくでなしの二人)」を書き上げた…
『こんな夢をみた。』夏目漱石の「夢十夜」は、こんな書き出しで始まる。しかし、そもそも夢は、辻つまの合わない場面が連続するもの (a sequence of ilogical events)。普通の人は、一夜の間に4 − 5回の夢を見ているという。 Dr Neil Stanleyによると、その…
Scotlandでも、先月の 3月23日から「lockdown (都市封鎖)」が始まり、外出制限が続く。マイカーの運転は自粛を受け、電車もバスも本数が減った。 路上を走る車の数は 1/3に減少し、人々の外出件数も、外出制限前の 1日平均2.7件から、制限後には平均0.9件に…
かっては、山奥に棲息するクマ、カモシカ、イノシシなどは、その活動域(縄張り)を意識し、人の住む集落に近づくことはなかった。 その自然界の掟(おきて)を破ったのは、確かに「山の獣(けもの)」に違いないが、獣たちの住処(すみか)、自然環境を破壊し、獣た…
新型コロナウイルスは、猛烈な勢いで、その感染を拡大させ、世界の死亡者数は11万人を超えた。ただし、今、このウイルスが暴れ回っているのは、人の行き来が激しい首都圏などの、世界の大都市が中心だ。けれども、やがて、南米、中東、アフリカに飛び火する…
悪魔 Covid-19は、とんでもない疫病神だ。たとえ、運良く、この悪魔から逃れて生き残ったとしても、地球上の全ての人類に貧乏神が取り憑き、2人に1人が貧困に窮するようになる。これは、決して世間の不安を煽るデマではない。UKと豪州の大学の共同研究の結…