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1日5品目の野菜・フルーツ:お手頃に摂取する5つのコツ! (RTE-News, August 14, 2020)

Eat well for less with these budget-friendly food tips.

 「健康的な食生活」、「1日 5品目の野菜・フルーツ」と勧められても、昨今の野菜の値段は呆れるほど高く、庶民にとってWHO基準は高嶺(たかね)の花になりかねない。倹約を志す人が「健康的な食事」を摂るためには、それなりの知恵を働かせる必要がある。

 以下は、お金を掛けない、おてごろ (affordable)な「栄養満点クッキングのコツ」5項目。

 

1.Maximise on pulses

 豆と名のつくもの (puses)は色々。そら豆、いんげん豆、レンズ豆、えんどう豆、ひよこ豆。どれも植物性タンパク質、繊維、ビタミンB、ミネラルが豊富な「low-fat souces (低脂肪食品)」だ。

 毎日、食べるべき5品目の中に推奨される一品だ。

2.Utilise frozen fruits and vegetables

 無農薬、新鮮を売り物にしたオーガニック野菜・フルーツは、確かに理想的だが、値段が高い。しかし、栄養価の点からみれば、冷凍野菜・フルーツだって、オーガニック食品とそれほど大差はない。

 朝食のスムージープディングに、冷凍フルーツを加えたり、スープやシチューに冷凍のえんどう豆、カリフラワー、スウィート・コーンを加えるとすばらしい料理になる。

3.Eat canned fish

 秋サンマの塩焼きは格別だ。しかし、残念なことに、今年のサンマ(saury)の水揚げは不漁で、店頭では高値がつづく。それなら、いっそ、サンマ、サーモン、サバ (mackerel)の缶詰を考えてみよう。その缶詰だってオメガ3がいっぱい。食べたら頭の働きも、腸・骨の健康も促進される。

4.Plan ahead

 食費は家計簿の主要項目。1週間分の料理の献立プランを立てることが大切だ。そして、冷蔵庫の残り物の使いみちを常に頭に入れておくこと。ちょっと残ったサワークリームに粉チーズ、アボガドの切れ端だって、お昼のおつまみになる。

5.Utilize the whoe vegetable in cooking

 野菜は、本来、捨てるところなど、ほとんどない。その葉っぱ、根、種子、茎など食べられるものは、一工夫して捨てずに料理に使おう。サラダ菜、チコリの茎は、薄く切って生で食べると、シャキシャキして美味しい。カリフラワーの葉っぱやニンジンの葉だって、スープに入れたら結構いけるものだ。

 冬かぼちゃ (butternut squash)の種子は、塩とオイルで炒めると、香ばしいスナックに変身する。また、ヘチマの皮がそうであるように、野菜の皮を乾燥させると、日持ちのする貯蔵食品になる。

 せっかく大きく育った野菜だ。捨てるところは最小限にすると、それだけ食費が浮くことになる。それに、もちろん、それは環境に優しいやり方でもある。

 

おわりに:固定観念で固まった、「食べず嫌い」ほど、手に負えないものはない。料理、芸術、研究、学問とて同じだ。何ごとも、ものは試し。冒険心のない人なんて........。

    (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie