健康・医療
ストレス・不安がたまると、夜、ぐっすり眠れなくなる。そして、メンタルヘルスが悪化すると、「精神科の専門医の診断を」と勧められる。 しかし、そこには、隠れた多くのリスクが存在することも事実だ。医者に言われるままに、不適切な処方薬を飲み続けては…
「新型コロナなど怖くない」と豪語したのは、事あるごとに「フェイク」、「fake (まやかし)」を連発した某国のT氏。しかし、コロナウイルス「SARS-Cov-2」の感染者数は世界で5,000万を超え、126万の貴重な人命を奪った。現在のところ、感染者数と回復者数の比…
どこかの T氏のように、常に他人を軽(かろ)んじ、コロナさえ見くびっていると、手痛い「しっぺがえし」を受けることになる。 さて、Covid-19は、どの国でも、主として人が密集するバー、レストラン、夜の繁華街で感染を広げた。そこで、それらのサービス産業…
しつこく (persistent)、しぶとく (robust)、始末の悪い (vicious) ........。おっと、横道に逸(そ)れそうになった。新型コロナウイルス「SARS-Cov-2」のことだった。 ウイルスは、生き物の細胞に取り憑かないと、死んでしまう。しかし、オーストラリアの「C…
この冬、「flu virus (インフルエンザ・ウイルス)」が静かにしているとは、とても思えない。それに、困ったことに、「flu」に罹ったら「Covid-19(新型コロナ)」に感染しないかというと、そうはいかない。 「Public Health England (イングランド公衆衛生局)」…
USの SF映画「Star Trek」の脚本家は、身の毛もよだつ、恐ろしいことを考えるものだ。異星人が地球人を身動きできないようにすると、その耳の中に、小さなサソリのような虫を入れ、その虫に脳を食わせて殺すシーンがあった。 しかし、これと似たような出来事…
春、雪解けのシーズンになると、山の斜面に芽を出すのは、山菜の女王として古くから親しまれている「ミヤマイラクサ (アイコ)」。しかし、これが生長すると、その棘(とげ)が手に刺さるようになり、まさに手に負えなくなる。 同じイラクサ科でも、Australia「…
自称、強大国は、われ先にと、こぞって新型コロナ・ワクチン開発に鎬(しのぎ)を削る。しかし、ワクチン接種で得た免疫抗体が、果たしてどれだけウイルスの防衛に役立つのかが疑問視されている。 ところが、8月下旬、香港で新型コロナに再感染した男性が発見さ…
難局にあって、人は、どのような行動を取るべきか、判断に迷うことが多い。心の中に浮上するのは「モラル (moral)」。これをCODは次のように定義する。 ・moral:standards of behavior, or principles of right and wrong. [ (人としての)行動規範、正邪の…
ダニは「壁蝨」とも「蟎」とも書く。人間の生き血を吸う虫だ。街のダニとは「まともに働かずに、もっぱら、オレオレ詐欺や泥棒・恐喝を生業(なりわい)とし、他人の金を不正に、せしめて生きる悪人」のことだ。 イエダニ、マダニ、街ダニのいずれにせよ、ダニ…
これまで封印され、誰も気づかなかった殺人ウイルスSars-Cov-2。その秘密の箱が、どこか、とんでもない国で開けられ、世界中に飛び散った。 この6ヶ月余りで感染者数が2,500万人以上、死亡者数は84万人を超える。 その新型コロナCovid-19の主な初期症状は ・…
子どもの頃から、歯医者さんの、恐ろしい機械に囲まれた診察・治療室は不気味だった。そして、あのキーン、キーン音が鳴り出すと、治療台から逃げ出したくなる。それもこれも、でたらめな歯磨きと、いいかげんなオーラル・ケアの報(むく)いだった。 そんな人の…
暗いドイツの森や日本の北の蝦夷地の森、広大なUS、豪州、そして未踏の地と呼ばれたアマゾンのジャングルでさえ、「exploitation (開拓)」の名のもとに、樹々が次々と切り倒され、焼き払われて「耕作地 (croplands)」や「牧草地 (pastures)」、「市街地 (citi…
カーディフの大学病院「Landough Hospital (ランド−・ホスピタル)」は、Walesの首都「Caridiff」と「Vale of theGlanorgan (ヴェール・オブ・グラモーガン)」一帯の住民約45万人の健康と保健を司る大病院だ。 その管理・運営は、Cardiff大学医学部が中心となった…
飛行機の利用客にホテルの宿泊客、それに海水浴場で騒ぎまくる若ものたちの姿も、このコロナ感染騒動で、めっきり減った。さらに、新車の販売数、デパート、喫茶店、ビアガーデンの売上はガタ落ちだ。 しかし、世の中は皮肉だ。売上を伸ばしたものがある。そ…
ゼイゼイを繰り返すネコ。獣医は、当初、「fline herpes virus (ネコヘルペス・ウイルス)」による「cat respiratory infection (ネコ上気道感染症)」と診断した。 しかし、念のため、サンプルをコロナウイルス検査に回した。結果は陽性(+)。どうやら、ネコの…
英語「pupil」には、「生徒」と「瞳、瞳孔」の2つの意味がある。その語源は、ラテン語「pupilla」。「女の子ちゃん」あるいは「(眼の中の)小さな小人ちゃん」の意だ。猫の眼がそうであるように、人間の瞳孔 (pupils)も、光の明暗に応じて調整される。 さて、人…
ズルズルと「三年寝太郎」のように、毎日、からだを動かさず、これと言ったこともしないで、怠惰な生活を送っていると、心もからだもガタガタになってしまう。そうかといって、寝る間も惜しんで、馬車馬、奴隷のように毎日働いていては、これもまた、心もか…
花粉症 (hay fever)はつらい。はじめは眼が痒(かゆ)くなる。次にくしゃみ、鼻水が襲って、ティッシュの箱が離せなくなる。その後、一転して、鼻詰まりに苦しみ、最後は、喉の不快感と咳(せき)に悩まされる。まさに「踏んだり蹴ったり」とは、このことだ。 花…
To: Dr Eddie Marphy 私の名前はMary、42歳。現在、子ども1人に夫と一緒に暮らしている。子どもの頃は、不安な気持ちに駆られたり、自信が持てなくて悩んだ。ティーンエイジャになると、学校でイジメを受け、睡眠薬を大量に飲んだこともあった。 社会に出る…
ウイルスは、変異 (mutation)を続ける。それは、毎年、違ったタイプのインフルエンザが流行することでも分かる。 新型コロナウイルスと言っても、すでに数百種の異なったコロナウイルスが発見されている。遺伝子変異を繰り返し、ウイルス表面から放射状に突…
新型コロナに感染し、死亡した人の数が UKで32,000人を超えた(BBC-News:May 13)。その中には、感染者の治療・介護に当たった医者・看護士なども、少なからず含まれる。 無責任な行動をとったばかりに、コロナウイルスを他人に感染させた、他人への思いやりがま…
原因不明、したがって治療が難しい「川崎病」。子どもがこれに罹患すると、全身の血管に炎症が起こり、高熱を発し、体に発疹が現われ、手足の指の皮膚がむける奇病 (rare disease)」だ。 なんと、新型コロナウイルスに感染した子どもに、その奇病によく似た…
インフルエンザ、ヘルペス、新型コロナなどに感染しても、症状が現われない人もいれば、重症化する人もいる。 新型コロナ感染については、感染者の 5人に 1人が重症化し、死亡率は推定 0.5 − 1%。(ただし、この数値は国ごとによって違うため、注意が必要。)…
新型コロナウイルスは多くの人命を奪い、世界の経済をズタズタにした。けれども、感染性ウイルスは、新型コロナだけに限らない。インフルエンザに「measles (はしか)」を引き起こすウイルスも、人類にとって強敵であり、脅威であることに変わりはない。 とく…
今年の春は、毎日、新型コロナウイルス感染のニュースが報道され、スギ花粉の不安が薄れたかのように見える。しかし、例年、花粉症が引き金になって、突然、ぜん息に苦しむ人が続出する。 前回に続いて、ぜん息の医療処置について考えてみよう。 3.ぜん息…
英語の「habu (ハブ)」と「hub (ハブ)」は、発音がほとんど同じで、紛らわしい。もちろん、奄美大島・沖縄の毒蛇が「habu( ハブ)」で、「ハブ空港」のように、交通網の要(かなめ)の地を「hub (ハブ)」と呼ぶ。 しかし、16世紀、「hub」と言えば、もっぱら「…
ヒトの腸内には、数兆個の「腸内微生物 (gut bacteria)」が、互いにバランスを保ちながら生息し、これが健康の保持に役立っていると考えられている。 その多種多様な微生物には、色々なタイプの「Escherichia coli (大腸菌 E. coli)」も含まれている。 とこ…
喉(のど)が、いがらっぽくて、つい咳をしてしまうことがある。花粉症の時期やジメジメした湿気がこもる梅雨どきも、しつこい咳に悩まされる。それが夜昼となく続くときは、まさに「debilitating symptoms (衰弱性症状)」となり、体力が消耗する。 しかし、驚…
頭が痛い、膝が痛いと言っては、病院で「painkiller (痛み止め、鎮痛剤)」を処方してもらい、これを飲み続けていては、「predcription drug addiction (処方薬中毒」になってしまう。 「Public Health England」が昨年発表した報告書によると、多くのイギリ…