2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
夏の暑い昼下がりの「職業指導」の授業で、こんなことを習った。 その昔、中国北宋の文人「欧陽 脩(おうよう しゅう)」は、思考をめぐらす最適な場所として、「枕上、馬上、厠上」の三上を挙げたという。 そのときは、そんなものかとも思った。しかし、夜、ベ…
英語「pupil」には、「生徒」と「瞳、瞳孔」の2つの意味がある。その語源は、ラテン語「pupilla」。「女の子ちゃん」あるいは「(眼の中の)小さな小人ちゃん」の意だ。猫の眼がそうであるように、人間の瞳孔 (pupils)も、光の明暗に応じて調整される。 さて、人…
地球温暖化 (global warming)に伴って、夏の気温は、年々上昇。戸外で仕事をする農家や建設作業員はもとより、ビルの屋内・病院で働く人、とくにコロナ感染防護服 PPEを着込んだ医療関係者にとっては、夏の仕事場が過酷な環境になって来た。 暑さに加えて湿度…
紛争地で生産、裏取引される、血で塗られたダイヤモンドは「blood diamond」と呼ばれる。 では、ブラジルのアマゾン熱帯雨林に火を放ち、あるいは勝手に伐採して先住民の土地を掠奪、占拠し、その農地・牧場で生産した大豆やビーフはどうか。これは、欲と犯罪…
絶対的な権力を手中に収めた「秦の始皇帝」は、不老不死の薬を躍起になって探したと伝えられる。どの国の王様、殿様、専制君主、独裁者に限らず、誰だっていつまでも健康でありたいもの。 今、その秘訣が、実はあったと聞いたら、誰でも、さぞかし驚くことだ…
蕎麦(そば)を「slurping (すする)」か、「plucking (たぐる)」かは、その人の自由。ひとりで勝手に食べればいい。しかし、江戸っ子はとっくの昔に消えた。それにもかかわらず、意固地になって「江戸っ子の食べ方」と称し、周囲の客の迷惑を顧(かえり)みず「ズ…
地球上で一番寒いはずのシベリア。ところが、この 6月20日、シベリアと言っても北極圏に位置する北の町「Verkhoyansk (ヴェルホヤンスク)」で、気温が38℃を超える猛暑を記録した。このところ、北極圏の気温は、世界の他の地に比べて約2倍のスピードで上昇し…
どんな「もの」にも思い出があるもの。それが壊れてしまうのは、悲しく、ひどく残念な気持ちになる。修理してくれる人があったら、どんなにありがたいことか。 学生時代の頃は、どの町にも、傘やラジオ・時計などを修理してくれるお店があった。物を大事にした…
海面からチョコンと突き出た「periscope (潜望鏡)」。それが、ドンドンとこちらに向かって近づいて来る。フェリー「The Stena Superfast Ⅶ」の「lookout (見張員)」は、どんなに、肝(きも)を潰したことだろう 。 そのフェリーは、北アイルランドの Belfastと…
「セレブ気分が強くなって、人さまを見下し、他人の意見に耳を貸さず、自分の権利を盾に、自己主張する人間が増えた」 この時代に、職場で、同僚・上司、部下との ぶつかり合いがない方がおかしい。 そんな背景にあって、陰湿な「workplace bulling (職場イジ…
クレオパトラ(Cleopatra)、マリー・アントワネット(Marie Antoinette)はもちろん、有名・無名の女優、お金に不自由しないセレブ、そして一般OLまで、「美容と健康」は、いの一番 (first of all)に望むこと。そのため、美容クリームや美容マッサージなどのスキ…
England南東部Kent (ケント州)の Canterbury (カンタベリー)に近い森「Blean Woods (ブリーン・ウッズ)」に、「European bisons (ヨーロッパ・バイソン)」が放たれることになった。 このバイソンは、今から約10万年前、England一帯を歩き回っていた「Steppe bi…
福島は、地元で消費するわけでもない、首都東京他に送る電力をつくるために、原子力発電所の建設を余儀なくされ、2011年3月の事故では住民、家屋、田畑・山林、海域も放射能に汚染され、さらに大量の汚染土壌の保管まで強いられた。 確かに、エネルギーは産業…
かって、国鉄、郵便局、電電公社を次々と民営化 (privatisation)し、「社会基盤事業(influstructures)」の効率化を図った。 それは、UKとて同じ。1989年、国の水道事業が民営化されて30年以上が過ぎた。水道事業は、複数の民間会社の手に委(ゆだ)ねられて、…
中国で発生したコロナウイルスは次々と世界中の人間を襲い、7月4日(土) 現在で感染者数が 1,250万人、死者数 56万人を超えた。 この時点で、WHOが意図的に隠していたことが、また明るみになった。 実は、新型コロナCovid-19は、結核 (tuberculosis)、はしか (m…
人類は、その誕生から近世に至るまで何度も飢饉・飢餓に直面し、その都度、多くの犠牲者を出して来た。その点で、今は、多くの国の人々にとって幸せな飽食の時代だ。子どもから大人まで、まるで当たり前のように、食べ残しをドンドン、ゴミ箱に捨てる。 しか…
体を清潔に保つためには、洗濯が欠かせない。毎朝、せっせと、世界中の人が衣類 (garments)を洗う。その数、推定年間約500億枚。しかし、「New South Wales大学」の Dr Mark Browneらが、2011年に発表した研究によると、古くなった衣類を洗濯機にかけると、…
Scottish(スコットランド人)の悲願は、なんと言ってもEnglandからの独立だ。1707年、見方の裏切りと敵の謀略に破れて、Englandに併合された歴史がある。 その昔、「Scot」とは「wanderer (さすらい人)」を指した。かって、住民の多くが、Irelandの住民と同じ…
大質量星 (massive stars)は、その終焉を迎えると、青く輝いて壮絶な大爆発を起こす。いわゆる「超新星爆発 (supernova explosion)」だ。これが、天文学の常識だった。 ところが、その定説を覆(くつがえ)す事象が観測された。 問題の星は、地球から7,500万光…
7月に入って、UKでは、コロナ感染者が31万人を超え、死亡者数は43,906人となった。なぜこれほどまでに、感染が拡大したのか。多くの専門家は、UK首相 Boris Johnsonの、初動体制の「もたつき(blundering)」が災いしたとみている。 新型コロナに感染すると、…
たいした番組放送もないのに4K、5KのTVを宣伝し、薄給の若ものにはエコ・カーどころか、身分不相応の、大型の高級外国車や、駐車場の枠からはみ出るほど大型で高額な箱型ボックス・カーを売りつける。お陰で、売上げの落ちていたTVの販売がなんとか持ち直し…
焼き魚やハンバーグの焼き加減はむずかしい。焼き過ぎて焦げても、半生(はんなま)でも美味しくない。「ほどほ (moderate)」がちょうど良い。 実は、焼き魚に限らず、お酒、運動、食事、レジャー、それに日光浴も「ほどほど」が一番なのだ。 日光 (sunlight)は…
眠くなってベッドに横になると、しばらくは、うつらうつらと「light slumbers (まどろみ)」、それから「dormant states (熟睡状態)」に入り、やがて「レム睡眠(rapid-eye-movement (REM))」となる。それ以降は、90 -120分間隔で、「ノンレム睡眠」と「レム…