心と身体が鍛えられ:その上、もっとスリムになる運動とは! (RTE-News, Apr 11, 2022)
今年は、連日30℃を超える真夏日が続く。こんな天気のときは野外運動は危険だ。しかし、暑い暑いとソフトクリームを食べて寝ころんでいては、これも身体に良くない。夏と言えども、適度な運動が欠かせないのは言うまでもない。
さて、Nice (英国国立医療技術評価機構)によると、成人(それも体格指数 BMI≦35の人)はウェスト(waist measurements)を身長の 1/2以下に確保する必要があるという。もちろん、この基準は「one-size-fits-all (どんな人にも当てはまる)」ものではないが、健康上の一つの目安になる。
それはなぜか。おなかの周りに脂肪がたまると
・high blood pressure:高血圧
・type-2 diabetes:2型糖尿尿病
・heart diseases:心臓疾患
などのリスクが高まるからだ。なんと言っても人にとっては「healthy and fit (健康で丈夫な身体)」が一番。
フィット・コーチで「GS Wellness」の創設者 Ms Georgie Spurlingが勧めるのは、健康的でバランスのとれた食事と「strong core (体幹を鍛える)」こと。とくに「waist training exercises (ウエスト・トレーニング)」に力を注いで「体脂肪率 (body fat percentage)」を落とすことだ。
1.Plank - and their many variations:腕立て伏せ(変形版各種あり)
Mr Ben Scarlesのおすすめプランク・エクササイズ(腕立て)は「3点支持プランク(three-point plank)」。
・hold a plank:床に両手をついて腕立て伏せの姿勢をとった後、片足を交互に床の上から宙にあげて、身体を3点で支持する運動。
・high-low plank:身体を両腕をついて、前と同じような運動を繰り返す。あるいは、3点で身体を支えたまま、その姿勢を保つ
・side plank:身体を横向きにして片手で支える運動も効果的だ。
2.HIIT:高強度インターバルトレーニング
強度の運動と軽い運動を組み合わたHIITは筋肉を鍛えたい人に向いている。
3.Hollow body hold:腹筋運動
床の上に仰向けに身体を横たえて、頭、肩、両の腕・足を宙にあげる。これは腹筋力(abs)を鍛える運動。手足を十分に伸ばして、その姿勢を維持してみよう。さらに、身体を前後に揺らす (a rock back and forth)と「斜筋 (obkiques)」が鍛えられる。
4.Squats and deadlifts:ウエィト・リフティング
バーベルを持ち上げる「squats and deadlifts」に挑戦すると、体幹が鍛えられる。ただし、ケガを避けるために、熟練したトレーナーの指導を受けること。
おわりに:どんなに運動が身体に良いからといって、急に身体に負荷を掛けたり、無茶をすると、とんでもないことになりかねない。はじめは、ほどほどが肝心だ。適度に身体を動かして、汗を流すだけでも効果がある。
(写真は添付のRTE Newsから引用)