むし暑い夏の夜も、ぐっすり!:誰も教えなかった7つの睡眠のコツ (RTE-News, July 25, 2019)
夏のムシムシと暑くて寝ぐるしい夜 (sicky, restless and warm nights)が続く。睡眠に適した温度は約17℃とのこと。エアコンをかけて眠れば良さそうだが、エアコンは喉が渇き、強すぎるとカゼを引きかねない。
Dr Neil Stanleyによると、こんな夏の寝ぐるしい夜でも、快眠できるコツがあるという。
1.Opt for cotton:木綿のパジャマ
汗ばむような夏の夜は、通気性 (breathability)の良い「木綿のパジャマ (cotton pyjama)」に限る。シルクや合成繊維のものに比べて、汗をよく吸ってくれるので快適。
2.Switch off:スマホ・パソコンの電源を切る
およそ5人に 1人が、ベッドに入る前にソーシャル・メディアをチェックしているという。就寝時の少なくとも25分前には、スマホ、パソコン、TVの電源を切ること。モニター・スクリーンの青色光には、睡眠ホルモン「melatonin (メラトニン)」の分泌を妨げる働きがあるため、ベッドに入っても寝つきが悪くなる。
3.Stay hydrated:水分補給
夏には十分な水分補給が欠かせない。就寝前にコップ一杯の水をのむと良い。しかし、水分を摂り過ぎると、睡眠サイクルに狂いが生じ、夜中に何度もトイレに通うことになるので注意が必要。
4.Don't overeat:食べ過ぎない
夏の夕食どきは、バーベキューにアイスクリームと、ついつい食べ過ぎてしまいがちになる。とくに「carbohydrates (炭水化物)」を摂り過ぎると、これを消化するために体内温度が上昇し、ベッドに入っても眠れなくなってしまう。
夏場はヘビーな肉料理・スパゲッティよりもサラダ、フルーツなどを中心にした軽い食事がお勧め。なお、夕食は就寝時の2時間前が望ましい。
5.Repurpose a winter staple:冬の必需品を活用
冬シーズンにベッドを温めてくれた「hot water bottles (湯たんぽ)」。これに冷たい水を入れて「氷まくら」として活用する。就寝前にフリーザーで冷やして置き、その後、ベッドのシーツの下に入れて眠ると、朝までぐっすり。
6.Lay off the booze:お酒は、ほどほどに
夏の夜は、太陽が沈んでも、お酒を飲んで、くつろぎたくなるもの。しかし、飲みたいだけ飲んでしまうと「feeling dehydrated (脱水症状)」を起こして「hyperthermia、or overheating (熱中症)」の原因になりかねない。夜はぐっすり眠りたいと願うなら、アルコール摂取は ほどほどにし、とくに就寝直前の飲酒は禁物だ。
7.Keep it natural:ハーブの力
あれやこれやと手を尽くしても、ぐっすり眠れない夜が続いたなら、伝統的なハーブ療法を試してみよう。
・lavender:ラベンダー
・valerian:セイヨウ カノコソウ
・passion flower:トケイソウ
などのエキスを枕に数滴染み込ませると、爽やかな香りに包まれて、ごく自然に眠りの世界に運ばれる。
おわりに:むし暑い夜はエアコンが欠かせない。しかし、くれぐれも設定温度に注意すること。また、「冷房」よりも「涼風」にセットすると、エアコンの騒音が抑えられる。ぜひ、お試しあれ。
(写真は添付のRTE Newsから引用)