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たった10分で暗い気分が吹っ飛ぶ:とっておきのテクニック6!(RTE-News, Jan 27, 2023)

Experts share practical advice for dealing with unpleasant moods. By Katie Wright. 

 どうにも、今いち、気分が乗らない。これは寒い冬の気候のせいか。それに、今朝はパートナーと喧嘩してしまった。会社の仕事もうまくいっていない。

 こんなときに限って、弱り目にたたりめ、泣きっ面にハチ。不愉快なことが次から次へと起こるもの。しまいには、ヤケになって、何もかも放り出してしまいたい衝動に駆られ、気持ちが一層ふさぐ。これは、よくあるブルーデイの症状パターンだ。

 

 ところが、こんな「blue day (陰鬱な日)」を、「happy day」に「turn that frown upside down (ひっくり返し)」てくれるテクニックがあるという。しかも、たったの10分で ....  。さあ、ぜひ、やってみよう。

 

1.Fight frustration with gratitude:「ありがたや」で「いらいら」をつぶせ

「気乗りしない仕事」に「こんなはずでなかった生活」に嫌気がさして、気分が塞いでいる人には、心理療法士 Ms Anna Mathurのテクニックがおすすめだ。これで、気分がガラリと変わる。それに至って簡単だ。

 

・I' ve got to work. → 「仕事をする羽目になった。」を

・I get to work. →   「仕事ができるチャンスに巡り合った。」

 

に思考を切り替えることだ。

 

 何ごとにつけ、他人に強制されるのは嫌なものだ。しかし、与えられた この仕事はチャンスであって、好機到来 (advent of a golden opportunity)と考えると違ってくる。仕事はあなただけの「特権 (priviledges)」となる。これは「gratitude (ありがたい」、感謝すべきことではないか。こんなふうに考えると、「negative feelings (つらいと思う心)」が引っ込んで、

 

・building resilience:元気が出て

・boosting happiness:幸せ気分に満たされる。

 

2.Find your courage:内に秘めた勇気を使え

 どうしようもない恐怖に襲われたとき、あるいは、「精神的に追い込まれて ( nerves get th better of you)」、逃げ場のない窮地に立たされたとしても、決してあきらめてはいけない。

 かつて勇敢に戦った自分の姿、その気概 (courage)を思い出し、今、この瞬間の危機を乗り越えることに全力を傾けることだ。

 必ずや

・confidence:自信

・strength:強さ

が湧き出て、その場を切り抜けることができる。

 

3.Ground yourself in reality:大地との関わりを深めよ

 悩みごとが頭の中をグルグルと駆け巡るようになったら、大地 (ground)の声を聴け。大地・自然との関わりを深めるのが一番だ。この「grouding exercise」の手順は、

 

・Stop what you’re doing

・List:

  five thing you can hear,

        four things you can see,

        three things you can touch,

        two things you can smell,  

        one thing you can taste.

 

・やっていることは、やめて

・順を追って、次の項目をリストアップする。

  今、聴こえてくるもの 5つ

  今、眼にするもの  4つ

  今、手に触れるもの 3つ

  今、匂いのするもの 2つ

  今、口にできるもの 1つ

 

このテクニックは「erthing exercise (アース接続エクササイズ)」とも呼ばれ、

 

improve sleep:睡眠の改善

・better immunity:免疫力の強化

・a natural(-related) mood boost:自然との一体感を深める

 

のに役立つとされる。

 

4.Get a foot massage:足マッサージ

 気分が落ち込んでいる (feeling low)とき、すぐに効き目が現われるのが「foot massage (足マッサージ)」。ゴルフボールにテニスボール、それがなければオレンジでも構わない。そのボールをギュッと握りしめる。次に、それで足の甲と裏(土踏まず)をさする。すると、「nervous system (神経系)」が活性化されて、喜びホルモン「endorphins (エンドルフィン)」の分泌が促進される。足のツボ (presure oint)を押すのも、「anxiety (不安)」解消に効果がある。

 

5.Reach out to a friend:友だちに声をかけよう

 悩んだり、困ったときに頼りになるのは友人・親友だ。しかし、常ひごろの忙しさにかまけて、ごぶさたしている友人も多いはず。そんな友だちに連絡してみるのも、気分転換になる。悩んでいることなど、なにも話さなくていいのだ。

 

6.Energise:エネルギッシュなダンスに挑戦

 『どうすれば「うつ (depression)」から抜け出せるか』を説いた本が数多く出版されている。これは役に立つことは立つが、読んだからといって、すぐに、手ごわい鬱が消えるわけではない。

 ひとつの方法がある。手元の、そのたぐいの本を窓から放り出して、とにかく、10分間、エネルギッシュに、からだを動かしてみることだ。音楽に合わせてテンポの速いダンスを踊るなら、踊る時間は 9分とし、残る 1分は髪や身だしなみを整えるためにとっておく。

 なお、仕事に出かける前に「cardio exercise (有酸素運動)」を楽しむなら、8分間だけ、からだを動かし、残る 2分を洗顔や水分補給に当てること。

 これで

 

・rejuvenate you:あなたは若返って

・give you enegy:エネルギーに満ち

・empower you:パワーアップする

 

こと間違いなし。

 

おわりに:こころが晴れないときは、人の声など聞きたくないものだ。けれど、そんなときでも、大地に触れて、風や小鳥の声に耳を傾けることはできる。少なくとも、心には、まだ、その余裕が残っている。それなら、一度、ためしてみよう。あなたは、頼もしくも安らぎのある「nature (家族・友人、森・草原、海・川、小鳥、星・月・太陽、宇宙の時空空間)」に包まれていることが、きっと実感できるはずだ。

     (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie