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あなたのベストフレンドは:職場の仲間?、それとも同級生? (RTE-News, Jul 20, 2023)

Is it a good idea to be friends with colleagues?

 職場といえども、そこで働く人間の皆がみな、友好的とは限らない。そんな中で、気の合った同僚 (colleagues)は大切だ。いざというときには、支えとなってくれるし、相談にも乗ってくれる職場の友人は、頼もしく、心強いものだ。

 

 気の合った仕事仲間がいれば、朝、仕事を始める前に、コーヒーを片手に談笑しあったり、ミーティングでためこんだストレスを「Slack」に書き込んで鬱憤(うっぷん)を晴らすこともできる。とにかく、仕事の重み (workload)が軽くなるのだ。

 

 「今の仕事を続けるか、それとも辞めるべきか」とか、「仕事に満足感を覚えるか」などは、職場に、強い味方あるいは友人がいるかどうかに掛かっていることが少なくない。

 

 さて、職場の仲間と言っても、「Career Consultant」の Ms Angela Burkeによると、「closeness (親密度)」の程度によって次の 4段階に分けられる。

 

workplace best friends:職場のベストフレンド

・close friendly:親交ある人

workplace friendly and co-worker:仲良くはたらく同僚

・acuaitance:顔見知り

 

「気持ちを伝え合う」レベルでは、下の2つは、上の2つに到底及ぶものではない。気持ちが相つうじる仲では、互いの友情が深まっているものだ。

 

 もちろん、どんなにベストフレンドといっても、「互いに超えてはならない一線(crossing lines)があり、それを常に意識することも大事だ。

 人生には、仕事に夢中になって、他人や同僚のことを気遣う余裕などないときもあるが、その段階を卒業すると、「freindship (友情)」に目を向けるようになるという。

 ただし、職場の友情には、慎重さが求められることも事実。なぜなら、人によって、職場では「仮面 (persona)」をかぶり、職場を離れると何をするか分からない性格の持ち主も存在するからだ。

 それに、仕事はあくまで仕事。職場における一体性 (inclusion)など、まっぴらごめん。お付き合いは、職場だけで十分だ、と考えている人だって、たくさんいるものだ。

おわりに:仮面をかぶった人間ほど、手に負えないものはない。常に、他人のミス・落ち度を探し、隙あれば攻撃しようと狙っているのでは、職場のストレスが高まる。それは味方の陣地に忍び込んでいる「敵」のようなものだ。

 一方、気心が知れた古くからのベストフレンド(同級生)に会うと、これとはまったく違った安らぎを覚える。やはり、本当のベストフレンドなのだ。

   (写真は添付のRTE-Newsから引用) 

www.rte.ie