ロスト・バゲージ:空港で預けた旅行カバンが行方不明になった! (RTE-News, Jun 15, 2023)
飛行機が目的地の空港にようやく着いた。さて、到着便の「baggage carousel (荷物引取りターンテーブル、カロセル」)で、出発時に預けた旅行カバン (baggage or luggage)を待っている。ところが、いくら待っても、自分のカバンが出てこない。
そんなときは、まさに「nightmare (悪夢)」そのものだ。
どんなに空港カウンターで交渉しても、出てこないものは出てこない。とりあえず、旅行を続けるために絶対に必要な下着類や化粧品 (oitetries)を買い揃える必要がある。
ところで、Luggage Storage Service (荷物預かりサービス)会社「Stasher」の共同創設者 Mr Anthony Colliasによると、
1.Travel Insurance:旅行保険
” Despite taking every precaution, luggage can occasionally go astray.”
“ Ensure you’re covered with suitable travel insurance that includes provision for lost or delayed luggage.”
[ どんなに注意を払っても、ロスト・バゲージは避けられないもの。]
[ 事前に、旅行保険がバゲージの紛失・遅延の補償をカバーしていることを確認すること。]
2.Hand luggage:貴重品は持ち込みバッグに
次のような貴重品
・clucial documents:パスポートなどの重要書類
・money:お金
・jewelly:ジュエリー
・electronic devices:スマホ、パソコン
・medications:医薬品
は、「hand luggages (持ち込みバッグ)」に入れて、常に持ち歩くことだ。
さらに、2人以上で旅行するなら、身の回り品 (belongings)の一部を他の人に持ってもらう、こうすることで、万が一、旅行カバンが行方不明になっても、最悪の事態は避けられる。また、ロスト・バゲージのリスクの確率は 1/2になる。
3.Tag your bags:旅行カバンにはタグをつける
チェックイン時、空港スタッフが旅行カバンに「airline tags (航空会社のタグ)」を貼り付けてくれるが、これとは別に、個人識別タグをつけておく。ここに「氏名、Tel, E-mail」を記入する。ただし、保安上、自宅住所は書かないこと。
4.Attach a tracker:トラッカー (手荷物追跡装置)の利用
それでも心配なら、ラゲージ・トラッカー・ソフト (Apple AirTag, Tile, DynoTag)
を利用する。GPS、Bluetoothに接続してリアルタイムでバゲージの居場所を知らせてくれる。
5.Take photos:写真を摂っておく
空港で記念の自撮り写真をとるのもいいが、チェックインの前に旅行カバンの写真をとっておく。万が一の際の、航空会社または保険会社に示す証拠となる。
6.Stand out from the crowd:
荷物引取りターンテーブルでは、どうしても混み合うもの。こんなとき、派手なカラー、デザイン (バンド巻き、スカーフを結びつけてもいい)の旅行カバンなら、ひと目で自分のものだと見分けることができる。
ただし、メーカー品のロゴマーク入りバゲージは、泥棒に狙われやすいので要注意。
7.Check -in early:チェックインは早めに
ロスト・バゲージの原因の一つは、出発間際のチェックインにある。そのため、チェックインはできるだけ早めに済ませて、空港スタッフが余裕を持って機内への積み込み作業を行えるようにする。
8.Choose direct flights:直行便を選択する
スケジュールと予算が許すなら、直行便が断然優位。ロスト・バゲージのリスクを格段に小さくすることができる。
おわりに:楽しく安全に旅をするコツは、「時間とお金」を余分につかっても、ケガ・病気、トラブル、事故のリスクを小さくすることだ。格安チケットには乗換便が多く、到着時間が夜になってしまうこともあるので注意が必要。
(写真は添付のRTE-Newsから引用)