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バイク (cycling) 通勤の 8つの利得:「well-being (健康で幸せいっぱい)」 (RTE-News, August 10, 2019)

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 風を切って、ビュンビュン走る。その爽快感は格別だ。ハンドルを握り、ペダルを漕ぐ。坂道であれば申し分なし。上(のぼ)った後で、ご褒美の下り坂が待っている。
 垣根の向こうで庭仕事をしているオバサンに声を掛け、散歩のオジサン、知らない人でも「こんにちは」。慌てて小川に飛び込んだカエル君「コンニチハ」..........。

 さて、RTEによると、「bike commuting (バイク通勤)」には、8つの「利得 (benefits)」があるという。
 朝・夕のラッシュ時にバイクに乗るのは確かに危険。皆が先を争い、殺気だっている。狭い道や交差点では、とくに危ない。油断すると、大型トラック (lorries)に轢き殺されかねない。そんな危険なバイク通勤でも、そのリスクを遙かに凌ぐ楽しさがあり、「幸せいっぱいの気分 (well-being)」にしてくれるというのだ。

 さあ、その「cycling (サイクリング)」の利得・醍醐味とは、どんなものか、覗いてみよう。

利得1: It give you a sense of achievement(達成感を満喫)
 バイクを走らせて一汗流す。これで、仕事に取りかかる前に、すでに、何かを成し遂げた達成感を味わうことができる。
 丘を越えて、橋の下はサーとくぐり抜ける爽快さ。きのうのタイムに挑戦するも良し、バスの後ろに付いたら、ちょっと「気取って (smugly)」やれ。

利得2:It cuts gym guilt - but is still great exercise(ジム通い不用に、でも運動量は抜群)
 早朝のヨガ教室やウェイト・トレーニングは、もういらない。ジムに行かない後ろめたさともおさらば。

利得3:It offers a moment of mindfulness(バイクの上は思案の一とき)
 朝、バイクを走らせているとき。それは、あれこれと、一人で考えるのにふさわしい時間だ。一日の仕事のプランを練ったり、抱えている問題などに「mindfulness (思案)」を巡らす絶好の機会。
 夕方、帰宅に向かう道の上では、一日の仕事の内容を、頭の中で整理できる。そして自宅に到着し、ヘルメットを脱いで玄関のドアを開ける。
 これは、メリハリの付いた、自主管理型の計画的な生活スタイルの実現だ。

利得4:It's a time out(時を忘れて―)
 バイクの上で、考えることがあっても良いが、ときには、頭の中を空っぽにして、何も考えずに、ただ、ペダルを漕ぐことに集中したって良い。それは一種の「meditation (瞑想」と呼べるものかも知れない。
 ただし、あくまで、道路を走っていることは、忘れてはいけない。周りには、「people with road rage (他人の運転マナーの悪さにしびれを切らした人間)」が大勢、車を運転しているからだ。

利得5:You'll get fresh air, nature and vitamin D(新鮮な空気、自然、ビタミンDが充満)
 室内で重苦しく歩いたり、人いきれでムンムンするフィットネス・クラブに入って、固定バイクを漕ぐことにもおさらばだ。外は新鮮な空気に、自然が溢れ、ビタミンDだってたくさん摂取できる。

利得6:It's a stress buster(ストレス解消にピッタリ)
 バイクの上で、ちょっと考え事をしたり、ペダルを踏んでは汗をかく。それに、車や電車の通勤のようにイライラすることもない。これによって、脳内に「endorphin (エンドルフィン)」の分泌が促進され、気持ちが極端に落ち着く。ストレス解消には抜群の効果がある。

利得7:It's cheap(安上がり)
 お金に困っている人には、とっておきの交通手段。なにしろ、交通代は無料。懐(ふところ)に余裕ができること、間違いなし。

利得8:It makes you feel free(自由・開放感があなたに)
 一日中、職場に詰めっきりで、その余りの息苦しさに気分が悪くなったり、やること為すこと、がんじがらめに管理されている勤め人にとって、サイクリングは何よりもお勧めだ。それは肉体的な健康の他にも、精神的な健康を与えてくれる。
 (それに、自然の中を走っていると、小鳥や野の花・雑草はじめ一所懸命に生きている沢山の生物からパワーをもらえる。)

おわりに:くれぐれも、周りの交通に注意。リスクがどこに潜んでいるかを分析し、これを避けたサイクリングに徹することだ。

                  (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie