2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
動物園では必ずと言っていいほど目にするフラミンゴ (flamingo)。長い首から羽にかけてピンク色に染まり、これまた長い足で厳かに立つ。しかも歩くとき以外、地上ではほとんどいつも1本足立ち (one-legged standing) だ。もちろん、その姿勢で眠ることだって…
キノコ (mushrooms) は菌類 (fungi) に属し、カビ (moulds) の仲間だが、カビとは大違い。、どのキノコも姿が美しい。一夜にして、森の中に生えることから、その昔、森(groves) の妖精 (faries) たちがつくるものと信じられた。 ただし、キノコには毒を含む…
保育園児童でもあるまいし、いまさら「食事の前には (before eating)」、「おトイレの後には (after using loos)」よく手を洗いましょうでもないが、意外と、「hand-washing (手洗い)」の真実は知られていない。BBC broadcasterの Ms Claudia Hammondが、この…
天気予報。それはだいたい当たるが、予報が外れて大変な目に遭うことも少なくない。まして、数年あるいは数十年先の気象変動を正確に予測することなど、不可能に近い。 農業に携わる人は誰でも知っているように、作物の生育や病害虫の発生は気象に大きく左右…
顔 (face) は心の鏡。悲しさや怒り、喜びなどの内的な感情に留まらず、その人の気品や貪欲な性格までも映し出す。さらに、体の具合も、顔に現われてしまう。 周りの人は、その顔の表情から、自らの印象・感性、経験などを頼りに、相手の心や体調に関する情報…
マムシは薄黒く、どことなく気味が悪い。その上、強烈な毒を牙に隠し持っている。ところで、西部劇に登場するヘビと言えば、ガラガラヘビ (rattlesnake)。Oxford の英語辞書 COD は次のように説明する。 "heavy-bodied American pit viper with a series of …
[ カフェイン (caffeine) は興奮剤。これを摂取すると、数分も経たない内に中枢神経に働き、注意力が高まり、眠気が覚める。]" Caffeine is a stimulant. It acts on the body's central nervous system within minutes, increasing alertness and reducing …
Scotlandでは毎年「大腸ガン (bowel cancer)」と診断される患者は約 3.800人。そして、約1,600人がこの病気で死亡している。(日本で大腸ガンと診断される患者数は約14万人/年。死亡者数:約 6万人/年) その大腸ガンの原因として、肥満 (obesity) を見落とせ…
ベルギー人は暗い夜が嫌い。だから、夜になると、国中の道路がまばゆいばかりの照明に照らされる。その数 220万個。 添付一枚目の写真は、フランスの宇宙飛行士「Thomas Pesquet (トーマス・ペスケ)」が「国際宇宙ステーション (The International Space Sta…
刹那 (せつな) とは、指でパチンと弾く瞬間 (1禅指) の 1/65 の時間という。秒に換算すると、およそ 0.001秒か。禅の修行では、刹那せつなの注意力 (mindfulness) が大切とされる。 さて、USA の禅の研究者 Paul Reps が、「無門関」などから禅の神髄に迫る…
頭痛 (headache) や「変形性関節炎 (osteoarthritis)」で「非ステロイド性抗炎薬 (non-steroidal anti-inflammation drugs, Nsaid)」を服用している人は多い。日本では、誰でも薬局で「バファリン (アスピリン)」などの市販薬を購入できる。 しかし、イギリ…
Roald Dahl (ロアルド・ダール) の名作「The Wonderful Story of Henry Sugar (ヘンリー・シュガーのすてきなお話)」には、ヨガ行者 (yogi) の秘法「火渡り」に触れた記述がある。Yogi は、いとも簡単に、青白く燃えている炭火の上を裸足で歩く。 もちろん、…
魔法使い (witches) は、人の目に見えないけれど、本当にいるのかも知れない。そんな話があった。 Wales の北西部「Gwynedd (グウィネズ)」は、地図上のシルエットがまるで魔女の顔立ちにそっくり。その魔女の頭に乗るように位置する島が「Anglesey (アングル…
秋の果物と言えばリンゴ。しかし、スーパーの売場には秋に限らず、ほとんど一年中並んでいる。そして、日本では地元産にもかかわらず、なぜか驚くほど高い値段で売られている。USAでもリンゴの輸入量は10%以下。しかし、イギリスで消費されるリンゴの 70%は…
「痛いって感じたら、どんなに幸せ」。世の中には不思議な病気があるものだ。「先天性無痛症 (Congenital Insensitvity to Pain, CIP)」は、100人中数人の確率で発生し、世界中には数百万を数える人がこの病気で悩んでいる。熱湯を熱いとも感じないし、ナイ…
地球温暖化は世界中に異常気象と災害をもたらした。イギリスの天候にも異変が現われている。この数十年、スコットランドやイングランド北部の Cambria、Lancashire は豪雨と洪水に悩まされるようになり、逆にイングランド南部の Essexでは、強烈な熱波 (inte…
子どもの頃は、小・中学校の朝の集会で、よくラジオ体操が行なわれた。やがて学生になり、卒業して勤め始めると、その体操とも縁が遠くなる。ラジオ体操は、運動として、何か中途半端なような気がするし、そのため、わざわざ時間をとるのも、どうかと思って…
フランスで痩せぎすモデルの禁止令が施行された。全てのモデルは「Body Mass Index, BMI (体格指数)」を提示し、健康であることを医師によって証明されなければならない。 今回の法案は先に提出されていた MPs 2015 法案をベースに作成されたものであり、医…
地球は、広大な宇宙の中にあって、色々な生命体が互いにバランスをとり、あるいは支え合いながら生きている生息環境だ。どの生物にも、それぞれが誕生した理由があり、生き抜く権利があるはず。 小麦、米、野菜、果物などは、人類が野生種から改良し、育て上…
桜の花は、美しく咲いても、いつかは散るもの。 1760年代、イギリスで始まった産業革命を支えたのは石炭だった。それから、およそ100年後の1882年、ロンドンの「Holborn Viaduct (ホルボーン・ヴァイアダクト)」で、世界最初の「Cetralised public coal-fire…
何が困ると言って、病気の原因が分からないほど困ることはない。頭だ、腰だ。いや、目の調子が悪いと、病院に駆けつけてみても、全てがうまく行くわけではない。世の中の病気には分からないこと沢山ある。なのに、ほとんどの医者は何でも知っている素振りを…
Scotland の歴史を知らないと、Scotland の首相「Nicola Sturgeon (ニコラ・スタージョン)」が、なぜイギリスからの独立を強く主張しているのか、十分に理解できない。 大ざっぱに言えば、Scotland は Wales、Ireland と同様にケルト (Celt) の文化圏だ。 ケ…
「神経変性脳疾患 (neurodegenerative brain diseases)」とは、体の運動機能・制御に関わる脳の神経や脊髄 (spinal cord) の細胞が消失する病気だ。「Alzheimer's (アルツハイマー病)」、「Parkinson's (パーキンソン病)」、「multiple sclerosis (多発性硬…