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エコ化粧品「ブルー・ビューティ」:地球のブルーもきれいに! (RTE-News, May 6, 2020)

It's all about considering how every aspect of making a product could potentially impact the environment.

 環境に優しい、そして持続可能(sustainable)な「化粧品(eco-friendly comstics)」は,、「グリーン・ビューティ(green beauty)」と呼ばれる。  

 ところが、Ms Jeannie Jarnot (ジーニー・ジャーノット)は、「Beaty Heroes」を立ち上げ、化粧品「blue beauty (ブルー・ビューティ) 」の製造、販売を進める。

 そのねらいは、「green beauty」の「ecofriendliness (自然環境に対する思いやり)」をさらに発展させ、とくに海洋環境の保全に努め、大気はもちろん地域社会 (community) や経済力の弱い女性の支援、つまりは地球全体まで配慮した化粧品の流通を図ること。

Underwater Marine Life GIF by BBC - Find & Share on GIPHY

 化粧品の容器は再利用か詰替え式とし、原料、包装パッケージ、パンフレットなども全てエコにこだわる。熱帯雨林の破壊につがなる「palm oil(パーム油)」やparabens (パラベン)などは使わない。NGO自然保護団体への支援や「慈善活動(philanthropy )」にも力を入れる。

 このようなエコの動きは、ハワイが一歩先を行く。

 ハワイは、紫外線吸収剤「oxybenzone (オキシベンゾン)」、「octinoxate (オクチキノサート)」入り「sunscreen (日焼け止め)」の販売、流通を全面的に禁止する規制法を制定。施行日は2021年1月1日。いずれの化学物質も、サンゴの白化をまねく恐れがあるとされるものだ。

Blue Planet Oceans GIF by BBC America - Find & Share on GIPHY

 なお「octinoxate (オクチノキサート)」は、「Ethylhexyl methoxycinenemate (メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)」とも呼ばれ、日本で販売されている日焼け止めクリームに、広く使用されている化学物質だ。

 

おわりに:日本の環境保全対策は、つねに、他の国の規制や関連業界を気にしたものだった。カドミウムCd,水銀Hg, 鉛Pbなどの有害な重金属に対する水質汚染規制 (玄米に含まれるCdの規格基準を含む)、タバコ・パッケージの表示規制がそうだ。

 7月1日からスーパーのレジ袋が有料になると聞く。しかし、プラスチックの全使用量から見れば、レジ袋など微々たる量(約2%)に過ぎない。スーパーの店頭に並ぶ多くの食品には、大量のプラスチック・トレーが使用されている、その食品トレー類には、何のお咎めなしとは、「片手落ち」ではないか。

       (写真、動画は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie