ウイスキー銘柄「立派」が2つ:どちらが本物? その「立派」争い! (BBC-News, November 20, 2019)
東京浅草の雷門に佇(たたず)む仁王は、でっかっく、迫力があり、「立派」だ。これを英語で「Great」、ラテン語で「Magnus」と言う。
しかし、その「Magnus」を巡って、Scotlandの「molt whisky (モルト・ウイスキー)」会社とUSの「bourbon whisky (バーボン・ウイスキー)」会社が、もめている。
両社のボトルの商標が似通っていて、販売に影響が出ていると、11月6日(水)、USの「Joseph A. Magnus & Co」が Scotland の「The Highland Park」を裁判所に提訴したのだ。
「Magnus」の商標がついた「バーボン」は2015年から市場に出ているのに対し、Scotch whiskyの「Magnus」は、その約2年後の販売ではないか、と主張。したがって、Scotch whiskyは、速やかに、その商標の使用を停止し、USの会社に損害賠償を支払うべきだと言うのが、訴訟の主な内容だ。
これに対し、「The Highland Park」側は
" We're aware that a claim has been made in the US and the matter has been passed to our lawyers for review."
[ USで訴訟が起こされたことは承知しているが、この件に関しては、弁護士に訴状の内容を精査してもらっている。]
と、慎重な姿勢だ。
おわりに:アメリカUSは、UKの流刑者・移民などがよってたかって、先住民から略奪した土地だ。その広大な土地を占拠しながら、「Magnus(立派)」にこだわる気持ちが理解できない。
それに、Whiskyの味が分からないせいか、それとも写真のせいか、筆者には「Scotch whisky」と USの「bourbon whisky」の商標が酷似しているようには見えない。これは、whiskyをよほど飲み干した人の言い分ではないのか.........。
いずれにせよ、こんな「いさかい (dispute)」は、こせこせしていけない。
(写真は添付のBBC Newsから引用)