UKのWindermere (ウィンダミア)」と言えば、日本の軽井沢に大きな湖をプラスしたような人気の高い夏の避暑地。
その場所で、Mick and Annabella Balchinの二人は、結婚式を挙げた。7月22日(木)のことだった。その日は「Lake District (湖水地方)」にしては猛暑の33℃の気温。そこで、挙式が終わった夕方、結婚式に参加したゲスト、それに新婚の二人を含めてみんなでひと泳ぎしようということになり、桟橋から湖に飛び込んだ。
新婚カップルは「over the moon (心ここにあらず)」の有頂天気分。新郎の Mr Balchinは「wedding ring (結婚指輪)」を指にはめたまま、水の中に飛び込んだ。すると、リングは、するりと指から滑り落ちて、湖の底。
その結婚指輪は「white-gold (白金)」製。そんなに安いものではない。それに、二人のイニシャルが刻み込まれた記念品。お金に代え難い価値がある。
しかし、翌日、ダイバーの Mr Angus Hoskingが、その湖にもぐって、数分も経たないうちに､「wedding ring」を回収してくれた。
新婚カップルは「foreever grateful (このご恩は一生忘れない)」と感謝しきり。
なお、Mr Hoskingは友人の Mr Declan Turnerと一緒に「湖の底のゴミを回収する」ボランテア活動を続けていて、これまで何度も、湖に落としたものを探して欲しいと依頼を受けたことがあるとか。
おわりに：なくした大事なものを、再び手にしたときの喜びは、ひとしおだ。まして失くしてはいけない結婚指輪だったら、感無量だったに違いない。
(写真は添付のBBC Newsから引用)
