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美しい髪は健康的な頭皮から:シャンプー&マッサージのコツ! (RTE-News, Apr 6, 2021)

From clarifying shampoos to head massages, Prudence Wade finds out how - and why - we should be dedicating a bit more time to our scalp.

 旧約聖書に記録された「Samson (サムソン)」の怪力の秘密は、そのフサフサした髪の毛にあった。髪の毛は「vitality (活力)」、「life (生命)」、「beauty (美貌)」の象徴だ。

 お寺のお坊さんでもない限り、朝、ベッドから起き出して顔を洗い、髪の毛を手入れしない人は、いない。しかし、髪の毛だけに注意がいって、髪が生えている頭皮 (scalp)のことを忘れると、どんなに、髪の毛を櫛(くし)といても、やがて、枝毛、抜け毛がめだつようになりかねない。

 健康的な頭皮を保つためには、以下の 4点に注意する必要がある。

 

1.Why should we take care of our scalp?

 先進的な化粧品、ヘア・ケアの銘柄として知られるようになった「Living Proof」の Mr Michael S. Corbyが言うように、『髪の毛を植物にたとえるなら、頭皮はそれを育てる土壌。土壌に栄養分が十分に行き届かないと、植物はスクスク育たない。』

 毛髪の根元の「毛包 (hair follicle)」が栄養不足になると、「hair texture (毛髪組織)がダメージを受けて、髪の毛が細くなったり、抜け落ちてしまうことさえある。

 

 さらに、頭皮には適度な「水分補給 (hydration)」と「hair oiling and massages (ヘア・オイル&マッサージ)」が欠かせないという。

2.What should we be doing to boost scalp health?

 ・シャンプー

 頭皮の毛穴が皮脂 (sebum)や汚れ (dirt)で詰まると、「毛包 (hair follicle)」が十分に成長できない。そこでシャンプーが必要になる。ただし、シャンプーの際に、頭をゴシゴシ洗ったり、「exfoliators (角質除去剤、エクスフォリエーター)」を使うと頭皮が傷ついてしまう。

 シャンプーは週に一回とし、「detoxifying shampoo」(無害シャンプー)」がお勧め。これはラウリル硫酸ナトリウムのような「硫酸塩 (sulfate)」を含まない「サルフェート・フリー・シャンプー」のこと。

 

 ・頭皮マッサージ

 およそ4,000年の歴史を誇るインド医学「Ayurveda (アーユルヴェーダ)」では、毎日の頭皮マッサージが欠かせない。

 少なくとも週に一回、頭皮マッサージをすると、血行がよくなり、酸素が十分に頭皮に供給されて、髪の毛もズンズン伸びる。

 なお、時間に余裕があるときは、頭皮マッサージの前に、首筋や肩の筋肉をほぐすこともお勧め。

 さて、そのマッサージだ。まず頭のてっぺん (crown chakra)の髪の毛の生え際に、両手の 4本の指を添えて、指の先で「pressing some pressure (押す)」、「tugging (引っ張る)」の刺激を与える。その後、頭全体にわたって「pressing」、「tugging」のマサージを広げる。

 このマッサージに当たって、ヘア・オイルを使用するならココナッツ・オイルがベスト。ただし、髪の毛の性質によって、次のようにヘア・オイルを使い分けることも選択肢の一つ。

・髪の毛が薄い:アーモンド・オイルまたはセサミ・オイル

・髪の毛が細い:ココナッツ・オイル、アルガン・オイル

・髪の毛が濃い:オリーブ・オイルShameless Maya GIF - Find & Share on GIPHY

3.How can our lifestyle have an impact?

 頭皮の健康状態は

・hormones:ホルモンの分泌

・stress:ストレス

・diet:食生活

に深く関わっている。頭皮に異常が現われたときは、皮膚科専門医の診断を受けるのがベスト。

 なお、健康な頭皮、髪の毛を保つために、食生活では、タンパク質、ビタミンB、亜鉛を豊富に含む食品の摂取に心がけること。Health Exercise GIF by Herbalife Nutrition - Find & Share on GIPHY

4.What mistakes might we be making?

 頭皮も髪の毛も清潔に保つことが大切。とは言っても、毎日、シャンプーすることは、推奨できない。洗いすぎ (over-washing)は、頭皮の「hydration (水分補給層)」を剥ぎ取り、乾燥 (dryness)、痒み (irritation) を生み出すだけだ。

 

 さらに、髪の毛が細い上に、パサパサに乾きやすいタイプの人は、「しっとりツヤツヤの髪に」と謳(うた)ったシャンプーは、やめた方が良い。髪の毛と頭皮の双方に掛かる負担が重すぎるという。

 また、頭皮が乾燥気味、痒い、吹き出物が出やすいなどの人は、思い切って、「sulpahte (硫酸塩)」成分が入ったシャンプーを捨ててしまうことだ。これを使い続ける限り、いつまで経っても「irritation (痒み)」が止まらない。痒みを止めようとして、またシャンプーを繰返す「悪循環」、「負のスパイラル」に誘い込まれてしまう。

おわりに:「サルフェート・フリー」と明記されたシャンプーなら、すぐに「硫酸塩」成分が入っていないことが分かる。しかし、一般の商品の成分表には、細かいカタカナの化学物質名が並ぶため、十分に判別できない。面倒でも、虫めがねとメモ帳を準備し、十分に調べてから購入すること (販売店の説明を鵜呑みにしない) 。

 また、頭皮に吹き出物や円形脱毛症などの異常が現われたときは、患者の話をよく聴いてくれる、信頼できる皮膚科を探すこと (見つけることは大変だが.......)。

                         (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie