クルマ全体が雪で覆われているのにドライブ:危険運転の罪で御用 (BBC-News, Feb 13, 2021)
Scotlandは、この数週間 激しい吹雪に襲われている。
さて、妖怪「一つ目小僧」は聞いたことがあるが、「一つ目の雪だるまクルマ」は聞いたことがない。クルマはすっぽりと雪に覆われて、「windscreen (フロントガラス)」に、ほんの小さな覗き窓があるだけ。
こんな状態の「一つ目クルマ」が、通りを走った。
場所は、Scotland東部の海岸都市「Dundee (ダンディ)」の「The Dunsinare Industrial Estate (ダンシネーン工業団地)」の一角。
交通の取締に当たっていた警察官は、一瞬、目を疑った。しかし、これは確かにクルマだ。ただちに、停止を命じたそうだ。
警部補 Greg Burnsは、『これでケガ人が出なかっのは奇跡的(miraculous)』だと語ったという。
前方が「practically zero-visibility (ほとんど見えない状態)」でクルマを運転するなんて.......。危険はドライバー本人だけでは済まない。他の道路利用者や歩行者を大変な危険に晒(さら)したのだ。
このクルマのドライバーは、「dangerous driving (危険運転)」の罪で罰則が言い渡されたという。
なお、Edinburghでも、「windscreen (フロントガラス)」が氷でガチガチの状態であるのに、そのクルマを運転したドライバーが、危険運転の現行犯で罰則を受けているとか。
おわりに:クルマの屋根に雪を乗せて走るのも極めて危険。停止した際に、雪がフロントガラスに滑り落ち、視界をゼロにする。また、猛吹雪にあったときは、できるだけ早く、近くの空き地、コンビニ、ガソリンスタンド等にクルマをとめることが一番だ。路肩にクルマをとめるのは危険。
(写真は添付のBBC Newsから引用)