パトカーのスピード違反:ほんの氷山の一角! (BBC-News December 30, 2019)
氷山は氷山でも色々だ。しかし、正当な理由に欠ける警察の飲酒運転、スピード違反は、たとえ、氷山のほんの小さな一角でも許されるものではない。
正義を語り、市民に法と秩序を守らせることを任務とする警察が、人殺しをしたり、公開されると不利な業務文書を破棄したり、交通ルールさえ守らないようでは、一般市民の信頼も支援・協力も失う。
白バイが人目の少ない田園道路にあって、法定速度を15 - 20km/h上回るスピードで走り回る。そんな姿に、何度も遭遇したことがある。もちろん、緊急業務を知らせるサイレン、赤ランプなしで。そんな白バイに限って、草むらや木立に隠れて待ち伏せし、高齢者ドライバーの僅かなスピード違反を咎める。これが正義の味方の所業かと疑う。なんとも呆れた、善良な市民の取締り官だ。
警察が市民の信頼を失っているのは、なにも日本に限ったことではない。Police Scotland (スコットランド警察)とて同じようなものだ。
市民から苦情・申立 (allegations)が相次いでいる。『パトカーのスピードが速すぎだ』と。これに対して警察当局は、『全職員が交通法規を遵守しているはず』と釈明に懸命。
しかし、調査の結果、「The Criminal Allegations Against the Police Division, (CAAPD)(警察に対する告発機関CAAPD)」の検察官(proculator fiscal)に回されたパトカーのスピード違反件数は、2016-2019年の4年間で96件と判定された。
警察は、警察であることを理由に、何をしてもいい、大抵のことは許されるとはいかないのだ。パトカーが道路交通法を守るのは当たり前のことだ。公務を離れたプライベートな時間であっても「zero torelance (一切の違法行為は許されない)」。
(写真は添付のBBC Newsから引用)