この子、捨て子のシール・パプ:名前はロウグちゃん (BBC-News, November 17, 2015)
生まれて3週間の、まだ赤ちゃん。白い産毛の残る「ハイイロアザラシ (grey seals)」の「子ども (pup)」が保護された。場所はスコットランド北東部の港町「フレイザーバラ (Fraserburgh)」の海岸。今月の初め、「英国潜水士海洋生物救助隊 (British Divers Marine Life Rescue)」のボランティア隊員が発見し、保護した。
すぐに、「スコットランド動物虐待防止協会 (The Scottish Society for the Prevention of Cruelty to Animal, SPCA)が、Alloaの町Fishcrossで管理する「国立野生動物救助センター (National Wildlife Rescue Centre)」に回された。
SPCAが今期はじめて保護したアザラシの赤ちゃんには、名前が付けられ、Rogue (ロウグ)と呼ばれることになった。
そのロウグちゃん、現在、魚のスープをチューブで与えられ、元気を回復中。しかし、体がもう少し成長し、餌を自分で取れるようになるまでには、まだ数週間は掛かりそうだという。
"Anyone concerned about a seal pup, including any who appear injured, are found on public beaches or are spotted in unusual places such as non-breeding areas, should give us a call before approaching them."
[「アザラシの赤ちゃん」を心配してくれる人にお願い。その発見場所が、公共のビーチであれ、アザラシの繁殖域から外れた意外な場所であれ、また、発見したときに、アザラシがケガをしているように見えても、すぐに近づかないで、SPCAに電話連絡してくれるように。]
"We are often contacted about seal pups who are healthy but have been abandoned by their mothers because someone has disturbed them."
[ 私たちは、これまで何度もアザラシの赤ちゃんを保護してきたの。どの子も体は丈夫。でも、お母さんが何らかの攻撃を受けて、生きるためには、子どもを見捨てざるを得なかった犠牲者なのよ。]
(写真は添付のBBC Newsから引用)