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一日何回 手を洗えばいいの?:ウイルス感染対策! (BBC-Health, May 20, 2020)

Cracked, painful skin can be an unfortunate side effect to staying sanitary. Prudence Wade asks an expert what we can do about it.

 どのスーパーでも、入り口にアルコール消毒液が置かれ、ほとんどの人は、そこで手を消毒するようになった。中には、カートや買い物かごのハンドルまで丁寧に消毒液を振りかける人もいる。

 さて、これでコロナ感染対策は十分だろうか。

 University College Londonの Dr Sarah Bealeらの研究グループは、新型コロナウイルスの構造に極めて類似したウイルスの感染データ(2006 -2009年分)について調べた結果、少なくとも一日  6回手洗いをしている人 (1,663人)については、ウイルスに感染し難いことを発見した。(研究の詳細は「Wellcome Open Research」に発表。)

 ただし、手洗いの回数を 1日10回以上に増やしても、ウイリス感染リスクがさらに減少することはなかったという。

 Dr Bealeは、ウイルス感染の症状のある、なしに関わらず、常に手を清潔に保つことだ大切と述べる。石鹸と水で約20秒間、良く手を洗うと、ほとんどのウイルスは死滅する。手を清潔にすることで、ウイルスから自分自身を守り、また、気づかないで家族や他人にウイルスを移さないで済む。

 とくに、鼻をかんだり、くしゃみ、咳(せき)をした後で、あるいは食事や調理の前には、よく手を洗うことだ。

 それに、人が集まる公共の場所に出かけたときや、公共交通期間を利用した後でも、手を良く洗う。できれば、これを習慣とすることがお勧め。

 添付のBBC-Newsの記事には、正しい手の洗い方がMovieで紹介されている。

 

おわりに:新型コロナウイルス感染は、ようやく下火になった。しかし、そのウイルスがどこかに潜んでいることは、確実だ。「焚き火は完全に消さないといけない。」風が吹くと、また燃え上がるからだ。

       (写真は添付のRTE News [March 10, 2020] から引用)


www.rte.ie