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スーパーマンの星は見つかったか?:銀河に100億の地球 (BBC-Science & Environment, May 10, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/950/cpsprodpb/AA23/production/_89655534_89655533.jpg

 生命体が、この宇宙で生存するためには、恐らく、その惑星が恒星 (stars) から適度な距離を置いて周回し、適度なエネルギーと熱を確保できること、地盤が安定していること、そして、「水 (liquid water) 」の他にも、大気組成が「生物の生態系 (biological ecosystem)」を育むような酸素、メタン、二酸化炭素などを含むことが必要だろう。

 NASAが「Kepler telescope (ケプラー望遠鏡)」による最新の観測データをまとめて公表した「太陽系外惑星 (expoplanets)」の結果に驚く。
 何とその中に、「habitable planets (生物生存可能惑星)」が 1,284個も含まれていた。このデータに基づいて計算すると、銀河系 (Milky Way)」だけでも、地球によく似た惑星は 100 億個を超すことになる。

  夜空にキラキラ輝く星々は太陽系外の恒星。その 24%には、地球の大きさの 1.6倍以下で、岩盤構造を有する惑星が周回し、生命体の生存の可能性が極めて高いと考えられている。
 
 地球から最も近い「habitable planet」まではおよそ 11光年 (light-years) 足らず。さらに、地球の環境に類似し、生命の存在がもっとも有望視されているのは、Kepler-186f、Kepler-452b。加えてKepler-1638b、Kepler-1229bも目が離せない惑星だ。

 Kepler 望遠鏡の観測では、「transit method (トランジット法)」が採用された。惑星が恒星を周回し、恒星と地球との間を通過 (transit) するとき、恒星の明るさがわずかに変化する現象を捉えて、惑星の存在を確認する方法だ。

 それにしても、Kepler で覗くと、スーパーマンの生まれた惑星が見えたのであろうか。

                                  (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com