秋の澄みきった夜空の下に、縁台を持ち出して宇宙に目を向けると、身も心も清涼な風に清められる。
地球からおよそ110光年の宇宙の彼方に浮かぶ「exoplanet (太陽系外惑星)」K2-18b。2015年にNASAの「Kepler spacecraft (ケプラー探査機)」によって発見された天体だったが、詳細なデータは不明だった。
「University College London」の Dr Angelos Tsiarasらの研究チームが「K2-18b」の大気成分の分析に成功し、大気中には「water vapour (水蒸気)」が 0.01%-50%の範囲で含まれていることを突き止めた。地表面の温度も 0-40℃だった。水があって、地上が温暖となれば、生命体が存在しないと考える方が不自然だ。
これまで「(exoplanets (太陽系外惑星)」は4,000ヶ以上発見されているが、「K2-18b」は、その中で、生命体の存在の可能性がもっとも高い惑星ということになる。
この惑星は、その太陽「K2-18」に、かなり接近して周回している。このため、太陽を横断するために約33日も掛かるという。
今頃、「「K2-18b」」に住む天文学者も、宇宙望遠鏡を覗いて、『太陽系に「aggressive and disgusting life (攻撃的・争い好きで、おぞましい生命体) を発見した』と、さぞかし慌てふためいているに違いない。
(写真は添付のRTE Newsから引用)