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39光年の彼方に宇宙人?:地球によく似た惑星に大気層があった! (BBC-Science & Environment, April 6, 2017)

https://ichef.bbci.co.uk/news/768/cpsprodpb/17DF7/production/_86638779_screenshot2015-11-11at18.22.11.png

 南の地平線上に輝く「帆座 (Vela Constellation)」に「super-Earth (巨大地球型惑星)」GJ 1132b が発見されたのは2015年。
 その後、イギリスの Keel大学 Dr John Southworth らの研究チームは、チリの「The European Southern Observatory (ヨーロッパ南天天文台)」にて、その惑星の観測、研究を続けて来た。そして、ついに、惑星 GJ 1132b が、水蒸気かメタンあるいはそれらの混合気体から成る大気層で厚く覆われていることを発見し、その詳細を「Astronomical Journal」に発表した。

 GJ 1132b と呼ばれる太陽系外惑星は、地球から35光年の宇宙の彼方にあって、その大きさは、地球の約 1.4倍。地上の温度は 370℃。水蒸気が濃く立ちこめた蒸し風呂のような世界が想像される。
 一方、地球上の生命体が耐えられる温度は 120℃。したがって、その惑星の環境で何らかの背生命体が生息しているのかは、極めて疑わしい。

 Gj 1132b が周回する恒星 (star) は、太陽系の太陽に比べて小さく、表面温度も低いため、薄暗く輝く。

 今回、分厚い大気層で覆われて、地球によく似た惑星が発見されたことから、この宇宙には、「extraterrestrial life (宇宙人、ET)」が人間と同じように望遠鏡を覗いている可能性が高くなった。
 それほど遠くない将来 (in the not-too-distant future)、地球の環境によく似た惑星が、もっともっと見つかるはずだ。

                 (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com