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急増する心臓病で死亡しないために:その予防策とは! (BBC-Health, May 13, 2019)

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 「心臓が強い」とは「ずうずうしい」ことだ。「その図々しさにもほどがある」と言いたければ、「心臓に毛が生えている」となる。
 しかし、どんなに心臓が強くとも、また心臓に毛が生えていても、次のリスク・ファクター (risk factors)を抱えている人は要注意。

・high blood pressure:高血圧
・high cholesterole:高コレステロール
・obesity:肥満
・diabetes:糖尿病
・smoking:喫煙
・family history:遺伝的な家族歴

 UKでは高血圧の成人人口が1,400万人以上。その内、約500万人が自らの高血圧に気付かないで暮らしている。さらに、およそ1,500万人の成人すなわち4人に1人が肥満で、糖尿病患者もこの5年間で18%も増えた。
 これでは、「cardiovascular deceases (心循環器系疾患)」が多発し、不幸な早死を招いてしまう。

現に、2017年の医療統計によると、脳卒中や動脈疾患などを含む「circulatory diseases (循環器疾患)」による死亡者は42,384人に上った。これまで、ずうと横ばい状態で続いていた数値が、過去50年間で最悪の上昇に転じたのだ。

 病気の予防は、その病気の発症原因とおぼしきリスク・ファクターを1つでも減らすこと。これを幾つも抱え込んいては、病気にならない方が不思議だ。
 誰でもできることなのに、「病気になったら、なったで仕方がない」、あるいは「近くに病院がある」などと、自分の体・健康を「運まかせ」、「医者まかせ」にしている人が決して少なくない。

 この5年間、医者に掛からず、薬を飲んだことがない人など、ほとんど「endangered species (絶滅危惧種)」になった。

                 (写真は添付のBBC Newsから引用)