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女の子の、恋の相手は:左手の「人指指」と「薬指」の長さで決まる! (BBC-Health, October 17, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/6888/production/_103906762_gettyimages-174919533.jpg

 一卵性双生児 (identical twins)の 2人の姉妹。遺伝子が全く同じはずなのに、思春期になると、2人の、恋愛の対象が男性、女性に別れてしまうのはなぜ。

 Essex大学の Dr Tuesday Wattsらの研究グループは、この疑問の解明に取り組んだ。双子の姉妹間で恋愛の対象すなわち「性的指向 (sexuality)」が異なる 18組の一卵性双生児について調べたところ、左手の人指指と薬指の長さが違う女性は、同性に恋をする「レズビアン (lesbians)」の傾向が強いことを発見した。(なお、研究結果の詳細は、医学雑誌「Archives of Sexual Behaviour」に発表。)

"In women, typically the index and ring fingers are a similar length, while in men there is a large difference between the two."
[ 一般に、女性の手の、人指指と薬指の長さは、ほぼ同じ。その2本の指の長さが大きく違うのは男性の手だ。]

 そこで、Dr Wattsらは、双生児に「heterosexual (異性愛)」、「homosexual (同性愛)」の指向性の違いが現われる原因を、次のように説明する。
 双子の赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときに、片方の赤ちゃんが男性ホルモン「testosterone (テストステロン)」を過剰に浴びたことが原因と考えられる。

 つまり、女の子の赤ちゃんが、子宮内で「testosterone」を多量に浴びて、性格が男性的になり、その手の形まで「male typical hands (典型的な男性の手)」になってしまった。だから、年頃の女の子になっても、男性には興味を示さず、同性の女の子に恋をしてしまうというのだ。

 なんという驚き。男性に恋ができない女性。それは本人の性格の問題ではなかった。この世に生まれる前から定められた宿命だった。
 なんという神の悪戯 (いたずら)か。

                 (写真は添付のBBC Newsから引用)

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