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犯罪が増えているのに:警察の犯人逮捕・起訴件数が急落! (BBC-News, May 16, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/183E1/production/_98379299_04e2784a-9ccd-46b5-8701-5d8d0e98679b.jpg

 警察は、ドロボウや犯罪者を捕まえるのが仕事のはずなのに、どこかの国では、その警察がドロボウや強盗のまねごとをするそうだ。言語道断だ。その反面、したり顔の白バイやパトカーが、もの陰に隠れてお年寄りのドライバーを捕まえ、「一時停止が不十分だった」と違反切符を切る。何ともやるせないではないか。

 さて、次はWalesの警察のはなし。
 BBCのドキュメンタリー人気番組「Panorama」が、England, Walesの刑事事件に関するデータを調査し、その実態を大衆の前にさらけ出した。
 何と、この1年間 (2016-2017年)、EnglandとWalesの犯罪件数が21%も増加しているのに、警察が犯人を検挙、起訴した件数は、逆に11%も減少していたのだ。

 とくにWalesの警察の取締りレベルはひどい。管轄区域別に見ると、次のとおり。

 管轄区域      犯罪件数  犯人の検挙・起訴件数
・Dyfed-Powys          23%増     20%減
・South Wales                12%増       2%減 
・North Wales                 11%増     10%減 
・Gwent                   12%増     24%減 

Cambridge大学「The Institute of Criminology (犯罪学研究所)」の Mr Peter Neyroudは、元警察署長 (Chief Constable)。その Mr Neyroudも、『これほど警察の捜査レベルが下ががったことは、これまでなかった』と言う。まさに犯罪捜査 (investigation of crime)は「emerging crisis (降って沸いた危機的状況)」にある。
 
 もちろん犯罪 (crime)は「public order offence (公序良俗違反)」、「criminal damage (器物損壊罪)」も含まれる。

 しかし、South Wales管轄区の「Detective Chief Constable  (刑事部警察署長)」Richard Lewisの言い訳 (弁明、釈明ともいう)は、苦しい。

"The force was dealing with more crimes involving family and neighbours, which often did not result in a charge because the victim did not want to take the matter further."
[ 警察が取り扱う事件に、家族間あるいは近所とのもめ事が多くなり、事件後に、被害者が問題を大きくしないようにと、刑事告訴を取り下げるため、(起訴件数が少なくなっているのだ。)]
                     (写真は添付のBBC Newsから引用)

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