ベルギー人は明るいのがお好き!:宇宙人には目立ち過ぎ? (BBC-News, May 12, 2017)
ベルギー人は暗い夜が嫌い。だから、夜になると、国中の道路がまばゆいばかりの照明に照らされる。その数 220万個。
添付一枚目の写真は、フランスの宇宙飛行士「Thomas Pesquet (トーマス・ペスケ)」が「国際宇宙ステーション (The International Space Station, ISS)」のモジュール「cupola (キューポラ)」から撮影したヨーロッパの夜景。また、写真の右上部に「Aurora Borealis (北極光、オーロラ)」が見える。
Facebook上に公開され、すでに数万回のアクセス数が記録されている。
公開された別の写真では、London, Paris, Brusselsの三都市の灯りがヨーロッパ大陸で三角形の頂点のように輝いている。
夜の街の灯りは、きらびやか (glitz) だ。しかし、エネルギーの無駄 (wrested) で、金食い (extravagant) で、とくに星空を鑑賞したい人にとっては最悪の「光害 (light pollution)」との批判の声もある。
Facebook userの一人 Mr Michel-L Saucy などは、キラキラ輝く夜のベルギーが「宇宙人 (Extra-terrestrial visitors)」の関心を引くのでは、と心配だ。この国を目がけて、真っ先にETがやって来たらどうしよう。とても面倒見切れない (cannot accommodate) のに、とぼやく。
なお、地球から約400kmの上空を周回する国際宇宙ステーションISSの「Cupola」には、宇宙飛行士用のトレーニング用具が備えられている。Thomas Pesquet によれば、
"There are not a lot of gyms with such a view."
[ こんなに眺めのすばらしいジムは、そうそうあるものではないよ。]
ちなみに、Thomas Pesque tは宇宙の食事では、パンよりも「tortillas (トルティージャ)」が好きだという。パンだと、パンくず (crumbs) が無重力空間に漂ってしまうから、がその理由とか。
(写真は添い付のBBC Newsから引用。)