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ヒロシのWorld NEWS

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北極グマとヒグマは違う種:では、キリンに違う種があるの? (BBC-Science & Environment, September 8, 2016)

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 この動物が動物園にいないと、動物園はさまにならない。そして、背丈が5mを越す、首の長い動物と言えば、答えはキリン(giraffe)。
 「giraffe」の語源は、Arabic(アラビア語)で「足早に歩くもの」の意の「zarafa」。その言葉どうり、普段は優しい顔で、口をもぐもぐさせているが、全力で走ると、時速50kmに達するという。とても、人間が走って追いつけるスピーではない。
 
"In the last 15 years, the population of giraffes has declined by 40% - there are now an estimated 90,000 individuals in the world."
[ この15年間で、キリンの生息数は40%も減少し、現在、地球上に生息するキリンは約9万頭と推測されている。]

 このため「The International  Union for the Conservation of Nature (国際自然保護連合)」は、キリンを、絶滅レベルが「軽度懸念(Least Concern)」に分類される単一種(single species)と指定してきた。

 ところで、クマは熊でも、北極グマ(polar bear)とヒグマ(brown bear)が別の種(species)であることは、誰でも知っている。では、キリンは本当に単一種なのか。

 The Senckenberg Biodiversity and Climate Research Centre (ゼンケンベルグ生物多様性・気候研究センター)」のDr Akel Jankeらの研究チームは、アフリカ南西部のNamibia(ナミビア共和国)に生息するキリンのDNA解析を行ない、これまでの生物学(biology)を書き換える大発見につなげた。なお、研究の詳細は「Current Biology」に発表された。

 Dr Jankeらは、「mitochondorial DNA(ミトコンドリアDNA)」と「nuclear DNA(核DNA)の遺伝子コード(genetic code)を分析した結果、キリンは、次の全く違った4種に分類されることを突き止めたのだ。

・southern giraffe (Giraffa giraffa) サザーン・キリン
・Masai giragge(Giraffa tippelskirchi)マサイ・キリン
・neticulated giraffe (Giraffa reticulata) 網目パターン・キリン
・nothern giraffe (Giraffa camelopardalis) ノザーン・キリン

 キリンは、今から100万年から200万年前にその祖先から分化した。そして、それぞれの種ごとに食べる餌や生息環境を変え、また、それに適応して行ったと考えられている。

 これで、どうやら、キリンとはどういうものか、ようやく分かりかけた。次は、その生態(life)、習性(behaviour)、生息環境(habitat)をさらに詳しく照査し、今後、この美しい動物の保護(conservation)に役立てたいと、研究者は情熱を語る。

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                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com