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スマホのブルーライト:顔がしわくちゃ、シミだらけになって老化! (RTE-News, August 19, 2019)

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 夏の強い太陽の日差しに、肌を曝(さら)すと、肌は日焼けして老化する。それに、皮膚ガン「melanoma (メラノーマ)」の発症リスクが高くなる。このため、日焼け止めクリームSPF-30 などで紫外線対策をする人が多くなった。
 ところが、太陽光線ほど強烈ではないが、なにしろ、日中のほとんどの時間、まともに顔に照射を受け、ツヤツヤだった顔が老化しているのに、ほとんどの人が気づいていないものがある。
 それは、パソコン、TV、スマホの「高エネルギー可視光線 (high-energy visible light)」すなわちブルーライトだ。

 このブルーライトは脳を刺激して、睡眠を促す脳内ホルモン「melatonin (メラトニン)」の分泌を阻害する。そればかりか、肌の「premature ageing (早期老化)」を招くことが知られている。
 「Cadogan Clinic」の皮膚科医 Dr Susan Mayouによると、最近は、自撮り (snapping selfies)に凝ったり、友達との連絡にスマホを多用するようになって、とくに若い人に、顔がくすんで年齢以上に老けて見える人が多くなったという。

 なお、スマホ画面を見つめすぎると、以下に示した顔面疾患の発症リスクが高くなる。

・pigmentation:色素沈着
・melasma:黒皮症
・brown spots:褐斑 (かっぱん)病
・break-down of collagen & elastin:コラーゲン・エラスチン破壊
・free radical damage:フリーラジカル損傷
・photoageing:紫外線による肌の老化

 このブルーライトが引き起こす顔面の老化は、日焼け止めクリームで防止できない。
 Dr Mayouのお勧めは、抗酸化作用のあるビタミンCクリーム。これを朝晩、顔に塗ることで、スマホから照射されるブルーライトの老化現象を緩和できるそうだ。

おわりに:現在のスマホが、今後10年続くとは思われない。しかし、これを使い過ぎると、スマホが消える頃には、竜宮から帰った「浦島太郎」のようにシミだらけでシワクチャの「老け顔」になっては、一大事だ。
                  (写真は添付のRTE Newsから引用)

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