アイコンタクト60秒:心に満ちる充足感、愛、そして幸せ (BBC-News, October 16, 2015)
ここは北アイルランドの Belfast。その「ヴィクトリア広場 (Victoria Square)」で、BBCの記者 Ms. Erinn Kerr は不思議な体験をする。今月の15日に、Nuala McKeeverさんが仲間と開催した「60秒間アイコンタクト」イベント (event) に参加したときのことだ。
自称「幸福の先生 (happiness teacher)」の Nualaさんは、平和と愛を広めるミッション「the Sunshine Project」の一環として、このイベントを企画したという。
記者はその広場の一角で、早速、Nualaさんの指導のもとに、「アイコンタクト」を開始した。言葉は一切不要。ただ、お互いの左の目を「見つめ合う (stare)」だけ。
しかし、やがて、相手の顔が気になりだし、また、目線を落としたくなった。それでも、何とか「アイコンタクト」を続けた。すると、徐々に、続けることが苦にならなくなり、気も楽になった。心は穏やかに、周囲は気にならなくなった。ついには、ほんの一瞬ではあるが、人が行き交う広場の中にあって、相手と2人だけが存在する空間を感じることができた。
「参加者 (participants)」の1人 Marcela Vojacovaさん44歳は、次のように語る。
"When I take part I feel a sense of fulfilment, love and happiness - I hope the other people do too."
[ 実際、アイコンタクトをやってみると、心の中は充足感、愛そして幸せでいっぱいになったのよ。他の人も同じだと思うわ。]
また、別の参加者 Mark Graham氏が述べるには、
"I have a job interview coming up and sharing 60 seconds with Marcela really helped me to relax. For the time we were sharing the experience it was like no one else was around. I think a lot of people would laugh at the idea of taking part in something like but it would be really helpful for some."
[ これから、就職の面接試験を控えているので、今回のMarcelaさんとの60秒間アイコンタクトは、気持ちをとてもリラックスさせてくれた。ちょっとの間だけど、周りに誰もいないような経験をしたよ。このようなイベントに参加するなどと言ったら、みんなは笑うだろうけど、人によっては、アイコンタクトは本当に役にたつと思う。]
なお、最後に「アイコンタクト」の秘訣。それは、「相手の目を見て、己の心を観る」。
(写真は添付のBBC Newsから引用)