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DIA (国防情報局) の極秘 UFO 調査:米メディアが暴露! (BBC-News, December 16, 2017)

https://ichef.bbci.co.uk/news/768/cpsprodpb/CDB7/production/_99236625_hi018594167.jpg

 アメリカが、CIAとは別に、極秘に進めた「UFO (Unidentified Flying Objects (未確認飛行物体)」の秘密調査が、12月16日(土)、米メディア大手の「Politico」、「The New York Times 」によって暴露された。
 その調査正式名称は「The Advanced Aerospace Threat Identification Programme (高度航空宇宙脅威識別プログラム)」。 元民主党上院議員 Harry Reidが主導して、2007年、「The Pentagon」すなわち「国防総省 (The Department of Defense)」の DIA「国防情報局(The Defense Intelligence Agency)」内に設立。これまで、ごく一部の関係者しか知らない極秘中の極秘とされて来た。

 年間予算は少なくとも 2,000万ドル (約23億円)。コスト削減の理由から、2012年にその極秘プログラムが終了するまでの 5年間、115億円以上の国税が、UFOの調査につぎ込まれていた。
 なお、任務遂行予算が打ち切られた 2012年以降も、DIAは「空中の超常現象 (unusual aerial phenomena)」や「suspicious objects (不審な飛行物体)」の調査を続けているという。

 当の Mr Reidは「The New York Times」の取材に対し、次のように語ったと伝えられる。

"I'm not embarrassed or ashamed or sorry I got this thing going. I've done something that no one has done before."

[ (UFO極秘調査のことが世間に知れても) 私は、自分が推し進めたことに対し、バツが悪いとも恥ずかしいとも、申し訳ないとも思わない。私は、これまで誰もやらなかったことをやったまでだ。]

 また、ある議会関係者が「Politico」に漏らしたところによると、この極秘調査は、ライバル国の「技術的な進歩 (technological progress)」を監視するために実施され、中国やロシアが何か新規の技術開発を計画しているらしいとか、アメリカが知らない特殊な飛行推進システム (propulsion system) を既に保有しているのでは、などと疑っていたという。

 国防情報局 DIAの 490ページに及ぶ調査ドキュメントは未公開だが、この数十年間、世界中で目撃されたUFO情報(動画・写真)や UFOに関する資料が含まれているとされる。
 なお、アメリカ中央情報局 CIA は今年1月、数百万ページに及ぶ UFO 機密文書をOnline で既に公開している。
                   (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com