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£10,000(¥1,900,000)の大粒砂金:ワンロックヘッド近傍で発見 (BBC-News, June 5, 2015)

http://ichef.bbci.co.uk/news/660/media/images/83440000/jpg/_83440030_28ce91df-9185-4d9d-9193-2a1f766c00d8.jpg

 砂金採りのマニアは多い。金鉱山の古文書や古地図を頼りに、目当ての川を探し出し、ひたすら、「ねこ(祢古)」と呼ばれる道具で、川底の泥をすくう。その「ねこ」の底で、石がいつかぴかぴか光ることを夢見て。これが、「ねこ流し」。パンニング(panning)とも呼ばれる。英語のPanとは平なべのこと。形は中華なべに似て、底部に複数の溝が刻まれている。

 スコットランド南部の丘陵地帯Lowther Hillsのワンロックヘッド(Wanlockhead)の川で、この「ねこ流し」採鉱法を適用し、時価£10,000(約190万円)の大粒砂金(nugget)を発見した男がいる。カナダ人のJohnだ。

 ワンロックヘッド鉛鉱山博物館(Wanlockhead's Museum of Lead Mining)が開催した「砂金探しコース」(gold mining course)に参加し、「ねこ流し」作業の開始後、ものの数分で、幸運を手にした。砂金の重さは20カラット(carat)、18.1gもあり、スコットランドで採取された砂金としては、過去70年間で最大。

 発見した当初は、砂金とは気づかず、放り投げようとしたが、思いとどまって、講師の先生に確認したという。講師の先生がいわく。「今後、30年間は語り継がれる大発見だ。」

 この一帯では、2002年にも、重さ4.1gの大粒砂金が採取されている。このコースを企画した博物館側は、ワンロックヘッドがこれを機にゴールドラッシュになってくれることを願っているそうだ。 (写真は添付のBBC Newsから引用)

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