アボカド価格高騰:ぬすっと(泥棒)急増のニュージーランド (BBC-News, June 15, 2016)
Avocado (アボカド)は「Central America (中央アメリカ)」が原産。現在は、「sbbtropical & tropical regions (亜熱帯、熱帯地域)」で栽培され、Califorlnia, Florida, Brazil, Chile, South Africa, Israel, Australia, New Zealand, South East Asia 等が主要な生産地だ。
常緑樹 (evergreen trees) のアボカドは、小さな黄緑色の花を咲かせ、木の高さが20mに生長するものもある。果実は緑色の表皮で覆われ、中には大きな種が入っている。
その果肉には、オリーブオイルと同じ「monounsaturated fat (一価不飽和脂肪酸)」が15 - 25%、「protein (タンパク質)」が 1 - 2% も含まれる。さらに、アボカドを食べると、ビタミン C (6mg/100g) も摂取できる他に、ビタミン B、ビタミン E、carotenes (カロチン) も取り入れることができるので、完熟させて、そのまま食べても良し、サラダに、ジュースにしても栄養豊富な食材だ。
ところで、日本では主にメキシコ、チリ、アメリカ、ニュージーランドからアボカドを輸入しているが、ニュージーランドにおける昨シーズンのアボカドの作柄は「moderate (並み)」。
しかし、アボカドの人気は急上昇し、ニュージーランドでは品不足になった。もちろん、ニュージーランドは、外国からのアボカドの輸入を認可していない。
このため、価格は高騰し、一個約 ¥300~¥400 強まで跳ね上がった。
これに目をつけたのが「ぬすっと (thefts)」。夜中にレーキ (rakes) を持ち出し、収穫前の果実を果樹園 (orchards) から「ごっそり (in bulk)」盗み取る事件が頻発している。
"Anything that is going to make them money, they are going to hook in to."
[ 金になるものなら、何でもやってやろう。]
どっやら、これが「盗っ人(ぬすっと)」の本心とか。
(写真は添付のBBC Newsから引用)