スペイン金貨350枚（5.5億円相当）：フロリダ海岸で発見 (BBC-News, August 20, 2015)
キューバから本国スペインに向かっていた11艘のスペイン国籍ガリオン船(galleon)の船団(fleet)が、大西洋のフロリダ沖で嵐(hurricane)に遭い、沈没したのは今から300年前のこと。その後、海流は、300年の月日を掛けて、船の中の金貨を海岸に押し流した。
このスペイン金貨350枚（時価5.5億円）を発見したのは、William Bartlett氏。ダイバー兼プロの「宝探し屋(treasure hunter)」だ。皮肉なことに、フロリダ海岸のほんの水面下1m の砂に埋もれていたという。
しかし、残念なことに、アメリカの州法(sate law)によると、「埋蔵金」の20%は州に帰属する。地元の新聞社が金貨の発見者に、「結局、手元に入る「分け前(cut)」はいくらになるか」と尋ねたところ、回答は断られた(declined)そうだ。
なお、金貨350枚の中には、18世紀のスペイン国王の命によって鋳造された貴重な「スペイン王室 8エクスード金貨(royal eight escudos)」が9枚も含まれているとか。
これで、当分の間、フロリダ海岸一帯は、ゴールド・ラッシュになること、間違いなし。
（写真は添付のBBC Newsから引用）
