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フランスの「痩せぎすモデル」禁止:違反者に罰金930万円、禁固6ヶ月 (BBC-News, May 6, 2017)

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 フランスで痩せぎすモデルの禁止令が施行された。全てのモデルは「Body Mass Index, BMI (体格指数)」を提示し、健康であることを医師によって証明されなければならない。
 今回の法案は先に提出されていた MPs 2015 法案をベースに作成されたものであり、医師は、モデル申請者の体重、年齢、体型などを総合的に判断し、合格者には証明書(certificate)を発行することになる。

 BMI≦18の「underweight (低体重)」に分類されるモデルは、モデルの仕事ができなくなる。また、この 10月 1日から、モデルの「デジタル修正写真 (digitally altered photos)」には、「photographie retouchée (修正写真)」の明記が義務づけられる。
 この法令に違反したモデル業者には、罰則として最大75,000ユーロ ( 約930万円)、禁固 6ヶ月が課される。

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 フランス保健省の説明によると、この法律の目的は、あくまで「eating disorder (摂食障害)」と「inaccessible ideals of beauty (現実離れした美の理想像)」と戦うためのもの。

 さらに、この 5月 5日、「France's Ministry of Social Affairs and Health (フランス社会問題・保健省)」Minister Marisol Touraine は「French media report (フランスのマスコミ報道)」に、次のような声明を発表した。

"Exposing young people to normative and unrealistic images of bodies leads to a sense of self-depression and poor self-steam that can impact health-related behaviour."
[ 若ものは、非現実的で、間違ったイメージの体型を目にすると、自分の体にコンプレックスを感じ、自信を失って、とんでもない摂食行動に走ってしまう。]

 フランスでは、「Anorexia (摂食症)」の患者が 30,000~40,000人。その90%は女性。

 なお、すでに、同様の「痩せぎすモデル」の規制は、Italy, Spain, Israelで施行されている。
              (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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未知の力を秘めた野草:追われて、逃げて、たどり着いた先は! (BBC-Science & Environment, April 24, 2017)

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 地球は、広大な宇宙の中にあって、色々な生命体が互いにバランスをとり、あるいは支え合いながら生きている生息環境だ。どの生物にも、それぞれが誕生した理由があり、生き抜く権利があるはず。
 小麦、米、野菜、果物などは、人類が野生種から改良し、育て上げた植物。また、ある種の野草は古くから薬草 (herbs) として役立てられ、傷口を癒し、人の命さえ救って来た。しかし、植物には、まだまだ、その本当の姿、機能が知られていない部分は多い。

 ところが残念なことに、地球上から完全に消えて行く種も少なくない。一度、遺伝子が失われると、現在の科学では、二度とその種の花を再現することは不可能だ。生物の世界がだんだん小さくなっているとも言える。

 イギリスでは、近年の都市化に加えて、牧畜農業のあり方が変化したため、多くの植物種が絶滅の危機にさらされている。その野草が辛くも逃げ切れた場所は、なんと、「道ばたの草むら (road verges)」だった。けれども、そこさえ、安住の住みかではなくなっている。道路整備事業の一環として、定期的な刈り込みが実施されるためだ。この結果、文字通り、息も絶え絶えの状況に陥っている種も出てきた。

 道路管理者に限らず、ほとんどのドライバーにとって、道路脇の草むらは「つまらない、取るに足らない場所 (dull, inconsequential places)」。せいぜいサイドミラー (wing mirror) に写っては、ただ消えてゆくだけの景色だ。
 自然保護団体「Plantlife」の Dr Trevor Dines によると、

"Sadly, road verges have been woefully disregarded for decades and are increasingly poorly managed for nature."
[ 悲しいことに、道ばたの植生帯は何十年もの間、悲惨なほどに軽視され、自然保護がどんどん、おろそかになっている。]

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 イギリスで絶滅の危機に瀕している野草の種「top 10」は以下のとおり。

Fen ragwort (サワギクの仲間): Cambridgshire の Ely(エーリィ) に近い幹線道路 A142 側の溝の中で生息
・Spiked rampion (スパイクト・ランピオン):森林植物の一種。現在では Sussex 中部の森林の小道を含め、8カ所でのみ生息。
・Crested cow-wheat (ママコナ属):主として、Cambridgeshire の道ばたに生息
・Tower mustard (ハタザオ属):キャベツの仲間で、生息地は約 30ヶ所。その内の半数は道ばた。
・Velvet Lady's-mantle (ヴェルヴェット・レディズ・マントル):かっては干し草用の牧草地でよく見られた小型のハーブ。
・Yarrow broomrape (ハマツボ属):道ばたの草むらに生息
・Sulphur clover (サルファー・クローバー):牧草地が減少したため、今では生息地の2/3が道ばた。
・Wood calamint (シソ科カラミント):イングランド南に浮かぶ「The Isle of Wight (ワイト島) の森林に沿った小道に生息。
Welsh groundsel (ノボロギクの仲間):Walesの固有種 (endemic)。生息地は 19カ所で、その80%は道ばた。
・Wood bitter-vetch (カラスエンドウの仲間):かっては England、Wales の牧草地で、ごく普通にみられた野草。現在は絶滅危惧種

 なお、「Plantlife」の調査によると、道ばたの草むらに生息する植物は 724種。その内の 91種は絶滅危惧種あるいは準絶滅危惧種に分類されると言う。

              (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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黒い花が散った日:産業革命を支えた黒いダイヤが消えた! (BBC-News, April 22, 2017)

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 桜の花は、美しく咲いても、いつかは散るもの。
 1760年代、イギリスで始まった産業革命を支えたのは石炭だった。それから、およそ100年後の1882年、ロンドンの「Holborn Viaduct (ホルボーン・ヴァイアダクト)」で、世界最初の「Cetralised public coal-fired generating plant (集中管理型公共石炭火力発電所)」が運転を開始した。そして、その後の 135年間、石炭は、ずっと発電に利用されてきた。

 ところが、この 4月2 1日 (金) は、イギリスにとって歴史上の「watershed moment (重大な分岐点)」となった。ついに石炭火力発電所からの電力をゼロにする日を迎えたのだ。
 Greenpeace UKのMs Hannah Martinによると、

"A decade ago, a day without coal would have been unimaginable, and in 10 years' time our energy system will have radically transformed again."
[ 10年前には、石炭が必要でなくなる日が来るなんて考えられなかった。10年後、現在のエネルギーシステムはまた急速に変貌を遂げていると思うわ。]

 さて、石炭エネルギーの象徴的な存在だった、イギリス最後の炭坑 North Yorkshire の「Kellingley Colliery (ケリングリー炭坑)」は 2015年12月に閉山した。
 イギリスは carbon emissions (炭酸ガス排出量) の少ない天然ガスに、エネルギー源を切り替え、今では電力の約 50%が天然ガス、約 25%を原子力でまかない、残る 25%を太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーが担うようになった。

 イギリス政府は、炭酸ガス排出量をさらに削減するため、2025年までに現在稼働中の石炭火力発電の全てを廃止する予定だ。

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 イギリス、日本に限らず、どの国も、一昔前は膨大な国費と数々の犠牲を払って掘り進めた炭坑。戦時中、石炭は「黒いダイヤ」と、もてはやされた。

"The once mighty fuel is being consigned to history."
[ かって強大な力を誇ったそのエネルギー源も、今まさに歴史の片隅に追いやられようとしている。]

 平家物語でよく言ったものだ。「おごれるもの久しからず」と。

              (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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サイクリング通勤:ガン・心臓病の発症リスクが半減 (BBC-Health, April 20, 2017)

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 何が困ると言って、病気の原因が分からないほど困ることはない。頭だ、腰だ。いや、目の調子が悪いと、病院に駆けつけてみても、全てがうまく行くわけではない。世の中の病気には分からないこと沢山ある。なのに、ほとんどの医者は何でも知っている素振りをし、いとも簡単に診断を下し、たくさんの薬を処方する。

 では、どうすれば良いか。病気に罹らないように予防を心がけることが一番。タバコはもちろんのこと、怪しげな添加物まみれの食品をやたらと口にしないこと。それだけで、どんなに、無駄な時間と個人および国全体の医療費が節約できることだろう。
 病気を敵に回さなければ、病気と闘う必要もなくなる。

 たとえば、日本人の 2人に 1人が罹患すると言われるガン。しかし、どれほど恐ろしいワニ、ライオンまたは敵(病気)であろうが、十分に間 (距離) を取っていれば、危険ではない。したがって、この病気を遠ざけることは、全てやってみることが賢明だろう。

 Glasgow大学のDr Jason Gill らの研究チームは、イギリスの通勤・通学者(commuters)25万人が対象になったユニークな調査を5年間実施し、その結果を「The British Medical Journal」に発表した。研究の主な課題は、「朝夕の通勤等にサイクリングを利用している人と電車・バスを利用している人との間に、ガン・心臓病の発症リスクの違いがあるか」。

 さて、結果だ。
"Overall, 2,400 of those studied died, 3,748 were diagnosed with cancer and 1,110 had heat problems."
"But, during the course of the study, regular cycling cut the risk of death from any cause by 41%, the incidence of cancer by 45% and heart disease by 46%."

[ 研究対象者 25万人のうち、死亡した人は 2,430人。また、3,748人がガン、1,110人が心臓障害とそれぞれ診断された。]
[ しかし、調査期間中に、朝夕、毎日サイクリング通勤・通学した人は、電車・バス利用者に比べて死亡率が 41%も低く、ガンの罹患率は 45%、心臓病の罹患率は 46%も低下していることが分かった。]

 なお、サイクリングの平均利用時間は 30 miles/week (往復約 12km/日) だった。
  もちろん、歩いても心臓病の発症リスクを下げる効果はあるが、6 miles/week以上歩かないと、顕著な健康効果が得られないそうだ。
                 

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「ベルティンの火祭り」:かがり火燃えよ、ケルトは踊れ! (BBC-News, April 30, 2017)

 

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 Scotland の歴史を知らないと、Scotland の首相「Nicola Sturgeon (ニコラ・スタージョン)」が、なぜイギリスからの独立を強く主張しているのか、十分に理解できない。
 大ざっぱに言えば、Scotland は Wales、Ireland と同様にケルト (Celt) の文化圏だ。

 ケルト人は水を神聖視し、火を崇めた。4月30日は、翌日の 5月 1日に掛けて夜通し、「Beltane Fire Festival( ベルティンの火祭り)」が盛大に行なわれる日。一度途絶えていた、このケルトの祭りは、1998年復活し、今年で 30回目を数える。

 Edinburgh の「Calton Hill (カールトン・ヒル)」では、太陽が西の地平線に沈む21:30、街の灯りは全て消され、、ケルトの祭司「druid (ドルイド)」が太陽の光によって燃やしたトーチで、かがり火 (bonfire) を焚くと、太鼓の音が轟き、かがり火の周りには踊りの輪ができる。

"It always felt apt to celebrate spring, warmth coming back into the air and the miracle of renewal as witnessed through the annual arc of growth and fecundity in the natural world."

[ 春がやって来て、大気に再び暖かさが訪れ、この自然界で、天上に繁栄と豊穣の神が座し、その再生の奇跡の技を目の当たりにすると、ケルト人は誰でも祝福の気持ちでいっぱいになる。]

 「Beltane Fire Festiva l(ベルティンの火祭り)」のさなかで、冬の神「The Green Man」は死に、春の神「The May Queen」として再び地上に生まれ変わるという。

 ケルトの民よ、永遠に。


 なお、「ケルト史」に興味のある方には、次の一冊を薦める。
・木村正俊:ケルト人の歴史と文化、原書房、2012

                                                          (写真は添付のBBC Newsから引用。)

              (写真は添付のBBC Newsから引用。)

 

これで脳の病気も怖くない!:ついに特効薬が発見された (BBC-Health, April 20, 2017)

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 「神経変性脳疾患 (neurodegenerative brain diseases)」とは、体の運動機能・制御に関わる脳の神経や脊髄 (spinal cord) の細胞が消失する病気だ。「Alzheimer's (アルツハイマー病)」、「Parkinson's (パーキンソン病)」、「multiple sclerosis (多発性硬化症)」、「Huntington's (ハンチン症)」、「prion disease (プリオン病)」、「dementia (認知症)」などが含まれる。

 一度、この部分の細胞が失われると、再生が難しいため、これらの病気の症状は破滅的 (devastating) だ。その原因はまだよく分かっていない。しかし、ウイルス説も有力。

 さて、人の体には病原体やウイルスに対する「自然防御システム」が備わっている。脳がウイルスに冒されると、どうなるか。それは次のように説明される。

"When a virus hijacks a brain cell it leads to a build-up of viral proteins."
"Cells respond by shutting down nearly all protein production in order to halt the virus's spread."
"Many neurodegenerative diseases involve the production of faulty proteins that activate the same defences, but with more severe consequences."
"The brain cells shut down production for so long that they eventually starve themselves to death."
"This process, repeated in neurons throughout the brain, can destroy movement, memory or even kill, depending on the disease."

[ ウイルスが脳の神経細胞内に侵入し、これをハイジャックすると、細胞内でウイルス・タンパク質を合成し、増殖を始める。]
[ 正常な細胞は、このウイルスの攻撃に対抗し、ウイルスの拡散を食い止めようとして、ほとんど全てのタンパク質合成を停止させてしまう。]
[ また、多くの神経変成疾患では、ウイルス防御を活性化させようと欠陥タンパク質の合成が進められるが、これはかえって正常な細胞を傷つけ、さらに深刻なダメージをもたらすことになる。]
[ 脳細胞が、タンパク質の合成を長期間停止させると、神経ネットワークが壊れ、最終的には死滅してしまう。] 
[ 脳の全域で、このプロセスが繰り返されると、病気によっては運動機能、記憶が破壊され、死に至ることもある。]

 これが神経変性脳疾患の発症メカニズムとすれば、その自然(免疫)防御システムをブロックすることによって、病気の進行を止めることができると考えられる。

 Leicester 大学「MRC Toxicology Unit」の Giovonna Mallucci 教授らの研究チームは、マウスを使った動物実験によって、抗うつ薬「trazodone (トラゾドン)」と抗がん剤「DBM (デベンゾルメタン)」の合剤 (compound) が、神経細胞の死滅をストップさせ、「prion disease (プリオン病) 始め多くの神経変成疾患に効果があることを突き止めた。

 今後、認知症患者を対象にした臨床試験 (human clinical trials) に取り組み、合剤の薬効が検証される予定だ。その結果が出るのは 2,3年後とか。
 なお、Mallucci 教授らの研究成果は医学雑誌「Brain」に発表された。

 認知症は言うに及ばず、不可解な脳の病気で苦しんでいる人は、世界中にたくさんいる。みんなが待ちに待った「wonder-drugs (特効薬)」が、一刻でも早く完成することを心から願いたい。
                  (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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糖尿病から腎臓病になるって!:タンパク質P2X7Rが悪魔の働き (BBC-News, April 20, 2017)

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[ 糖尿病は血液中の血糖値が高くなる病気。世界中で約 4億 1,500万人がこの病気に罹患している。腎不全を引き起こす主要な原因でもある。]
[ このため、糖尿病患者の約 40%が、腎臓病を患ってしまう。]

"Diabetes results in high levels of blood sugar and affects 415million people globally. It is the leading cause of kidney failure."
"About 40% of people with diabetes eventually develop kidney disease."

  では、なぜ糖尿病患者に腎臓病が発症するのか。
 Edinburgh 大学の Dr Robert Menzies らの研究グループは、その発症メカニズムにタンパク質 P2X7R が深く関与していることを突き止め、研究結果を医学雑誌「EBioMedicine」に発表した。
 
 P2X7R は、「kidney biopsies( 腎臓の生体組織検査)」で糖尿病患者のみに検出されるタンパク質。そのタンパク質が、腎臓の機能を弱め、「kidney scarring (腎瘢痕:じんはんこん)」を増やしていた。

 現在のところ、検証実験は糖尿病マウスを使った動物実験の段階。ただし、タンパク質 P2X7R の生成遺伝子を欠いた糖尿病マウスには、炎症 (inflammation) の傷跡すなわち「kidney scarring (腎瘢痕)」が認められないことを確認した。
 さらに、糖尿病マウスに P2X7R をブロックする薬を与えたところ、腎臓の炎症が食い止められて、腎臓内の「infiltrating kidney macrophages (湿潤マクロファージ)」の数が減少することも明らかとなった。

 この P2X7R ブロック新薬が人間に対して安全であることはすでに立証済み。したがって、研究の次の段階は、この新薬によって、深刻な状態にまで悪化した腎臓が回復できるのかを確かめること。

 今後、被験者を対象にした臨床実験 (human clinical trials ) で、人間に対してその効果が確認されるならば、糖尿病患者の治療剤として画期的な「blockbuster drug (超大型新薬)」となるに違いない。

                  (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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