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胸がキュッとなって、涙がとまらない絶滅危惧の話:Cornwallから! (BBC-News, May 19, 2018)

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 心温まる、すてきなお話は、そんなにめったにあるものではない。このstoryは、まるでRoald Dahlが書いた「A short story」のような、でも、実際に起こったお話。

心をときめかし、息を潜めて書いた「Love letter」。それは、誰にとっても、ずっと心の中の玉手箱にしまい込んだ青春の思い出。
 Englandの南西端 Cornwallに住むMs Louie Edyvean (79歳)は、まだ teenagerのころ、意中の人に宛てて Love letterを書いた。手紙の後に続くキスマークは、小さな×が 24ヶに、大きな×が 1ヶ。
 彼女の思いがかなって、2人は結婚し、そして歳月が流れた。

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 そのLove letterは、結婚証明書と一緒に、アンティークの陶磁器製の砂糖壺 (sugar jar) の中にずっと保管された。けれど、そのうち、忘れられてしまった。

 やがて、2人は年を老い、それまで住んでいた家を引き払って、小さな平屋の「bungalow (バンガロー)」に移り住んだ。そのとき、家財道具も整理したが、誤ってLove letterをしまい込んだ砂糖壺まで、他のものと一緒に「charity shop (チャリティ・ショップ)」に売却してしまった。それは、5年前のことだった。

 これを購入したのは、同じ Cornwallに住む Ms Cathy Davies。その後、砂糖壺は、Ms Daviesから、友だちの Ms Lizzie Dixonにプレゼントされる。
 ところが、Ms Dixonは、これを床に落として割ってしまった。

 こうして、Edyvean夫妻に忘れられていた Love letterは、再び、日の目を見ることになる。Ms Daviesは、粉々になった砂糖壺から現われた Love letterと結婚証明書の写真を、地元の Facebookグループの HPにアップロードしてもらい、持ち主を捜し始めた。

 Ms Louie Edyveanはすぐに見つかった。Ms Daviesは、そのLove letterと結婚証明書を持って、車で Edyvean夫妻のもとに駆けつけた。

 住まいの小さなバンガローのドアをノックすると、出迎えたのは「最高にすてきなカップル (cutest couple)」だった。Ms Edyveanは、若いころの思い出の Love Letterをわざわざ届けてくれた Ms Daviesを抱きしめ、心からお礼を述べたという。

 その帰り。道すがら、車の中で Ms Daviesは涙が溢れ、泣かずにいられなかったそうだ。

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                   (写真は添付のBBC Newsから引用)

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