サンタから逃げたトナカイ:おれだって息抜きが欲しい! (BBC-News, December 21, 2015)
トナカイ (reindeer) は走って逃げた。幸い、イングランドの Nottinghamshire (ノッチンガムシャー) の Carton の街に雪はない。自由になった喜びで、トナカイの「Byorn(ビャーン) 君」は、走りに走った。
このトナカイ、実はサンタのお供をして、Cartonの「Tesco (テスコ)」の店にやって来ていた。つまり、「Christmas event」の呼び物役者だ。
目撃者の証言によると、そのトナカイは
"The reindeer looked so distressed." [ 相当、ストレスを抱えているように見えた。]
Bjorn 君は、首に巻かれていたロープを、何とかすり抜けて、自由を勝ち取ったのだ。そして、駐車場にやって来ると、誰かが、車のクラクションを鳴らした。これに飛び上がって驚き、街の通り「Carton Hill」を駆けだしたという。
通行人は、その姿を見て、目を疑う。「あれは大型犬か。いや、トナカイだ。」
Warren Porter 氏は、急いで、カメラのシャッターを切った。そのとき、Porter 氏は車のドアをロックし、こんなふうに思ったという。
"I locked my door and thought, 'you're not getting in here, I've got carrots in my boot."
[ ここに来ないでくれ。車のトランクに、人参を積んでいるんだ。]
当の Byorn 君。10 分程、通りを駆け回った末、サンタの衣装を着た女性 (a woman in festive gear) におとなしく捕らえられ、自分の小屋 (stable) に戻ったそうだ。
トナカイの Byorn君 にとっては、サンタから解放された、たった10分間の「自由時間(brief break for freedom)」だったとか。
(写真は添付のBBC Newsから引用)