しっぽが生えた少年:その長さ20cm (BBC-Newsbeat, October 7, 2016)
人類の祖先の「しっぽ(tails)」は、進化 (evolution) の過程で短くなり、ついに「尾てい骨 (coccyx)」として残るに至った。
ところが、インド中西部の Maharashtra (マハラシュトラ州) の都市 Nagpur (ナーグプル) に住む少年に思わぬことが起こった。
ちょうど 14歳の誕生日が過ぎた当たりから、しっぽが生えだしたのだ。このことが世間に知れて、少年がいじめ (bullying) に遭うことを恐れた両親、家族は、ひた隠しに隠した。
しかし、しっぽはドンドンの伸びて、隠しきれなくなった。少年本人もその姿に精神的に耐え切れなくなり、ついに医者に診てもらうことになった。
診察した Dr Pramod Giri らは、胎児のときにお母さんのお腹で少年の背骨 (spinal) が変形し、生まれた後で、それがしっぽとして長く伸び出しのでは、と推測する。
さっそく、切除手術が始まった。手術はさほど難しいものではなかったが、しっぽが脊髄 (spinal code) にくい込んでいるため、神経外科医 (neurosurgeon) が担当した。
"The teenager will be kept in hospital for a few days and then allowed back home - without his tail."
[ 少年は 4,5 日入院した後、退院する見込み。もちろん、しっぽがとれて。]
(写真は添付のBBC Newsから引用。)