「やせ薬」の危険信号:体が燃えそうだわ!(BBC-newsbeat,May 5, 2015)
どうやっても、やせたいと思っている人は多い。この記事は、そんな方に対する警告。
2015年4月12日、Eloise A. Parryさんが病院で21歳の人生を閉じた。死因は「やせ薬」の吞みすぎ。その「やせ薬」の正体は、ジニトロフェノール(DNP)。農薬であり、爆薬でもある。もちろん有毒。古くは、確かに、やせ薬として使われた歴史もあるそうだが、現在、これを服用薬として販売することは違法である。ヤミの業者は、容器のラベルに「ウコン」と記し、偽装して流通させている。ParryさんはネットでDNPを購入していたのだ。
DNPを服用すると、体が燃えるように感じ、ときに呼吸困難、頻拍、発熱、吐き気などの症状が現れる。それでも、これを減量やボディビルデングに使う人もいるとか。
国際刑事警察機構(Interpol)は190ヶ国の関係機関に注意を呼びかけている。(写真は添付のBBC Newsから引用)