夕食後のくつろぎの時間に、カプチーノやホット・チョコを飲むよりも、ハーブティー(harbal teas)を すすると、ポカポカと身体が温まり、気持ちも安らいでぐっすり眠れる。
「The Tea Advisory Panel in the UK (英国ティー諮問委員会)」のメンバーの Dr Tim Bondによると、ハーブティーには数千種の「bioactive compounds (生物活性化合物)」が含まれていて、カフェインとはまったく逆のリラクス・鎮静効果をもたらすという。
以下に、代表的なハーブティーの効能とその飲み方を示す。
[Ⅰ] 各種ハーブティーの効果
1.Passionflower, skullcap, lemon balm:トケイソウ、タツナミソウ、レモンバーム
passionflower(トケイソウ)には鎮静作用 (sedative)があり、タツナミソウ、レモンバームにも脳神経システムに働いて、疲れた脳を休ませる効果がある。
2.Chamomile:カモミール
筋肉の痙攣 (overactive spasms)を抑制し、消化 (digestion)を助ける。
3.Lavendar:ラベンダー
鎮静作用があり、脳をリラックスさせる。また、鎮痛効果 (analgestic effects)も期待できる。痛みや苦しみを和らげる。さらにラベンダーは神経鎮静剤 (nervine)であり、脳神経システムに働いて不安を取り除く。
4.Green tea:緑茶
緑茶にはアミノ酸の一種「L Theanine (Lテアニン)」が含まれていて、ストレスを和らげる。
5.Peppermint tea:ペパーミント
胸焼けなどの「stomach problems (胃の障害)」をなだめ、消化を助ける。その爽やかな香りにはストレスをほぐす効果がある。ただし、ペパーミントティーには砂糖を入れすぎないこと。目が冴えて眠れなくなってしまう。
[Ⅱ] ハーブティーの飲み方
・ハーブティーはベッドに入る1時間前に飲むこと。夜半、トイレに立たずに済む。
・どのハーブティーが自分に適しているのかを知るため、順番に試してみると良い。
・さらに、ハーブティーは毎晩飲むと、その効果が大きい。
おわりに:夜ふけまで、ビールやワインを飲み交わすよりも、こだわりのハーブティー一杯を家族みんなで楽しむ方がずっとオシャレで健康的だ。
(写真は添付のRTE Newsから引用)