のどの痛みには、あったかいハチミツ湯:Oxford大学のお勧め! (RTE-News, Dec 6, 2021)
気分がすぐれない (feeling rotten)、体調が思わしくない (feeling under the weather)。あるいは、「upper respiratory tract infection symptoms (上気道ウイルス感染症URTIs)」の次のような症状 (symptomes)
・sore throat:のどの痛み
・cough:せき
・blocked nose and congestion:鼻詰まり
があるとき、どうすれば良いか。
Oxford大学の研究チームが医学雑誌「BMJ Evidence Based Medicene」に発表した論文によると、『URTIs患者は抗生物質 (antibiotecs)に頼るよるも、ハチミツが一番』とする。ハチミツは安価で、どこでも購入できて、効能が高い。その上、副作用がなく、「抗菌耐性 (antimicrobial resistance)」の心配も不要。
だから、臨床医 (clinicians)は、『URTIs患者に対して抗生物質を処方せずに、ハチミツの民間療法 (lay remedy)の紹介を』と、Oxford大学が勧める。
そこで、RTEは、「のどの痛みを和らげるハチミツ湯 (throat-soothing honey drinks )」のレシピとして、次の 5項目を挙げる。
1.With water and lemon:レモン入りハチミツ湯
熱めのお湯にハチミツを加え、その上にレモン一切れを添えると、完璧なのどの薬のできあがり。のどがスッキリし、体がポカポカとあったまる。
2.In tea:紅茶にハチミツ
紅茶 (black tea)にハチミツを入れると、「antioxidants (抗酸化物)」に富んだ飲みものとなる。
3.With turmeric:ターメリックとハチミツの組み合わせ
カレー料理にターメリックを使うと、風味が一段と向上するが、熱めのお湯にハチミツとターメリックを加えると、「anti-inflammatory benefits (抗炎症効果)」が期待できる飲みものとなる。
4.With ginger:生姜湯にハチミツ
ジンジャー (生姜)とハチミツは「a match made in heaven (夢のとりあわせ)」。一度沸騰させたお湯に、スライスした新鮮なジンジャーを入れ、これにハチミツをよく混ぜる。朝の目覚めのとき、あるいは就寝前のくつろぎのひとときに最高の一杯となる。
5.With warm orange juice and spices:オレンジジュース・スパイス入り
熱めのハチミツ湯にオレンジジュースを加え、さらに香料 (cloves, cinnamon, star anise)で風味を整える。ハチミツがオレンジジュース中の Vitamin Cの酸味をなめらかにしてくれる。
おわりに:古くから伝わる民間療法を、古くさいの一言で一蹴(いっしゅう)するのは愚かなことだ。なかには、優れた治療効果を発揮するものもある。もっと検証と実証が待たれる分野だ。
(写真は添付のRTE Newsから引用)