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甘いコーヒーを飲み続けると怖いって!:それはどうして? (RTE-News, Dec 6, 2021)

Seasonal hot chocolates and festive lattes have been found to have extraordinary amounts of sugar in them.

 コーヒー通には、大きく 2通りのタイプがある。コーヒーのほろ苦さをストレートで味わうタイプと、グラニュー糖 (角砂糖)をたっぷり入れて味わうタイプだ。以下は、角砂糖が大好きな人にとって有益な情報。

 

1.カフェのコーヒーカップ一杯には、どれくらいの糖分が含まれているの?

 

 Queen Mary大学を拠点に活動を続ける慈善団体「Action Against Sugar」が、UKのカフェで飲まれている大カップ「hot chocolates (ホット・チョコ・コーヒー) 」124品目、「seasonal lattes (季節限定カフェラテ)」79品目について調べた。

 その結果、ほとんどのカフェのコーヒーカップから、UKの糖分摂取ガイドライン

 

・一日当たり最大「tea spoon (茶さじ) 7杯 (約28g)︰(対象:成人)

 

を大きく上回る糖分が検出された。なかには、カップ一杯に、コカ・コーラ(355ml)3缶分の糖分 (約100g、茶さじ25杯分)を含むものもあった。

 

 さらに驚いたことに、カフェで「vegan option (菜食系)」を選択する人が、「植物性ミルク (plant-based milks)」を「more vittuous (より体に良い)」と見ていることだった。実際には、「dairy-free milks (植物性ミルク)と言えども、「pre-sweetene (加糖)」処理されていることが多いのに。

 

 なお、同様の調査は2016年にも実施されているが、今回の調査結果によると、5年前に比べて糖分の割合が増えたカフェは 27%にとどまり、他のカフェでは改善が認められた。とくに、「Costa Coffee」チェーン店のカフェで提供されるコーヒーには、2016年当時に比べて 50%も糖分が少なくなっていた。

2.糖分が体に入ると、どうなるの?

 

① 口の中に糖分が入ると、数分も経たないうちに、口腔内のバクエリアと糖分が結びついて酸性液をつくり出す。これが歯のエナメル質を傷つけて虫歯の原因となる。

② やがて、糖分が血液に吸収されると、「blood glucose (血糖値)」が高まり、「insulin (インシュリン)」が急増する。インシュリンは、血糖値を調整するホルモンだ。ただし、糖分を摂り過ぎると、このインシュリンが、血液中の糖分を脂肪に変えて体内に蓄積させるように働く。

③ また、糖分の摂取によって血糖値が高まると、血圧が上昇し、心拍数が上がる。

④ ところが、インシュリンの血糖値調整機能によって、血糖値が下がった後が、やっかいだ。「sugar crash (シュガー・クラッシュ)」が起こり、やたらに空腹感を覚えたり、「sugar cravings (むしょうに甘いものが食べたくなる)」状態に陥る。Animated GIF - Find & Share on GIPHY

 だから、甘いものは、ほどほど (in moderation)が一番だ。逆に、長期間にわたって、糖分を摂り過ぎると (long-term excessive sugar cdonsumption)、慢性的かつ深刻な

 

・diabetes:糖尿病

・obesity:肥満

・heart disease:心臓疾患

を招きかねず、ガン(乳ガンなど)の発症リスクが高まることさえある。

 

おわりに:グラニュー糖を入れたコーヒーも美味しいが、お勧めは、ハニーでちょっとだけ甘味を加えたコーヒー (subtle taste coffee)。

 

参照:糖分の摂り過ぎとガンとの関係については、以下の記事を参照されたし。

BBC-News, JUly 11, 2019: Are sugary drinks causing cancer?

ニュース紹介記事︰1日1杯のオレンジジュース、スカッシュで:ガンの発症リスク増

 

                         (写真・動画は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie