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英国カンブリア湖畔の白鳥:鳥インフルエンザに感染! (BBC-News, Nov 20, 2021)

Swan

 England北西部「Cumbria (カンブリア州)」の Solway Coast (ソルウェイ・コースト)」に飛来した白鳥から、鳥インフルエンザウイルス「H5N1」が検出された。そのウイルスの発生源を求めて、他の野鳥についても調査したところ、多くの野鳥が、同じ「H5N1 avian flu」に感染していることが分かったという。

 

 なお、Cumbriaの北側の沿岸は、Scotland南西部「Dumfries and Galloway (ダムリース&ギャロウェイ)」に当たる。この一帯も、毎年、多くの渡り鳥 (migratory birds)が飛来する場所だ。専門家は、すでに、この地区の野鳥にも、鳥インフルエンザが広がっているとみる。

 

 公衆衛生が専門の Dr Nigel Calvertによると、鳥インフルエンザが人に感染するリスクは極めて低い。しかし、病気で弱った野鳥や死んだ野鳥には、手を触れないように、と注意を促す。

 

 それでも、万が一、これらの野鳥に触れてしまったら、すぐに近くの保健センターに連絡し、アドバイスを受けることだ。

 

おわりに:毎年、日本でも鳥インフルエンザが検出され、全国各地の養鶏場のニワトリが数十万から数百万単位で殺処分されている。したがって、この時期、公園や野山で珍しい野鳥の羽毛や白鳥の羽毛を見つけても、これに触ったり、拾ったりしてはいけない。ウイルスは一瞬にして感染する恐れがある。(感染する確率が決してゼロではない。)

 ケガ、病気は罹りやすいが、治りにくいことをお忘れなく。

     (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com