秋こそ大掃除にピッタリ:見落としやすい汚れスポットはここ! (RTE-News, September 27, 2020)
10月は昔から稲刈りのシーズン。そして、お祭り、遠足、ハイキング・登山にも最高の日がやって来る。
ところが「秋の日はつるべ落とし」と言う。春先とは真逆に、日暮れが早く、それも、日が傾いたかと思うと、一気に暗くなる。けれども、その秋の10月も「つるべ落とし」のようなものだ。秋の乾いた風は、またたく間に北風に変わり、雨やみぞれのお天気が続く11月となる。
だから、この10月の、乾燥して、爽やかな秋晴れの日には、窓やドアをいっぱいに開けて大掃除するのが大切なのだ。
RTEによると、大掃除のときに見落としやすい場所は、次の 5箇所。
1.Skirtting board
「skirting board (幅木[はばき])」とは、壁の下端に貼り付けられた細い板のこと。掃除ロボットも、ここまでは掃除できない。とくに、幅木の溝(みぞ)に埃が溜まって、アレルゲンやバクテリアの住処になっていることもある。
2.Remote cotrols
TVのリモコン、電話の受話器、電子レンジには汚れが付いて、また、その汚れが溜まりやすいもの。ボタンの周辺は綿棒、つまようじを使うと、こびり付いた汚れがきれいにとれる。
3.Radiators
ラジエーター (暖房用放熱器)も、凹凸があって埃が溜まりやすい場所だ。ただし、掃除の際は、必ず、コンセントを抜くこと。まず、ヘアドライヤーで埃を追い出し、さらに、狭い溝の間の埃は「feather duster (羽ぼうき)」を通して取り出す。
最後に、洗剤とお湯で表面を拭き取ると、ピカピカになる。
4.House plants
窓ぎわに置いた観葉植物も、朝日に当ててよく見ると、埃が積もっているものだ。デンドロビウムやカトレアの葉は、湿らせた布で優しく拭いてやる。それが面倒なら、やわらかいペンキ塗り用の刷毛(はけ)で葉をなぞっても、埃がよくとれる。
5.Doors
毎日何度も振れるドア・ノブは、汚れや手垢が付きやすい。大抵の汚れは、食器用洗剤をお湯で薄めて使うと、きれいに拭き取れる。しかし、それでも Covid-19ウイルスが気になるようであれば、「micrfibre cloth (マイクロファイバー・クロス)」に消毒液をスプレーし、軽く拭き取ると完璧だ。
なお、ドアの上端や食器棚の上部など、手の届かない高い場所は、使い捨ての柄付き掃除ブラシを使うと便利だ。
おわりに:よく晴れた秋の休日は、誰でも遠くへ出かけたくなる。しかし、この時期を逃がすと、家の中の無数のゴミ、カビ、埃(ほこり)、ダニ、バクテリアが春までずっと、居つくことになりかねない。衣類、カーペット、絨毯(じゅうたん)などを太陽の紫外線に晒(さら)して、身の回りを清潔にすると、気分が一変する。外出は雨の日でもできることをお忘れなく。
(写真は添付のRTE Newsから引用)