ヒロシのWorld NEWS

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2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Einsteinの相対性理論は間違っていた?:ダークマターの真実! (BBC-Science, May 27, 2021)

この宇宙 (cosmos)は、目に見えるもの (visible )20% と見えないもの (invisible)80%で構成されている。目に見えないため直接観測できないが、質量があり、宇宙に充満している。それが正体不明の「dark matter (ダークマター、暗黒物質)」。 その存在あるいは…

働きもので人類に貢献するミツバチ:その働きに報いるために! (RTE-News, May 19, 2021)

『みつばちマーヤ(Maya)がこの世に生まれたのは、その国で反乱が勃発し、女王がこの反乱を制圧できなくなった日のことだった。』 ドイツの作家「 Wadermar Bonsels (ワルデマル・ボンゼルス[1881-1952])」が、1912年に出版した「Die Biene Maja und ihre Aben…

自然環境の保護・復元に力を入れ:「ネット・ゼロ」の国を目指すUK (BBC-News, May 18, 2021)

「ロビン・フッド」の舞台となった「シャーウッドの森」(約423ha)は、現在「Royal forest(王室の森)」であり、「National Native Reserve (国立自然保護区)」。 しかし、かって、その森の広さは、現在の約18倍と広大で、Nottinghamshire (ノッティンガムシャー…

ピート・コンポストの販売禁止:園芸家・キノコ栽培業にダメージ? (BBC-News, May 19, 2021)

湿地帯に草木や水性植物が数千年にわたって折り重なり、完全に腐ることもなく積り積もると、その一帯は「peat (ピート)」と呼ばれる湿原に変わる。 日本では、戦後、炭化が進んだものを掘り出して乾燥させ、燃料用の「泥炭」として利用した。 「peat (ピート…

絶滅寸前のScotlandの牡蠣 (カキ):「もどって来い」プロジェクト! (BBC-News, May 14, 2021)

生命と活力の維持に必須のミネラルZn(亜鉛)。「oysters (カキ)」には、その亜鉛が豊富に含まれている。 さて、カキと言えば、フランス人のカキ好きは有名。とくに、白ワインとカキの相性は抜群だ。カキの水揚げシーズンには、レモン汁をたっぷりと垂らした生…

後進国への自然保護支援:お金をドブに捨てるようなもの! (BBC-Science, May 12, 2021)

「お金をドブに捨てる (throwing money down the drain)」とは、なんとも「罰当たり(cursed)」な所業。 しかも、そのお金と きたら、「カナダの国民総生産 (Canada's gross domestic product, GDP)」の額 (約200兆円)に匹敵するとあっては、だまって見過ごすわ…

サステイナブル・ライフ:かけがいのない地球の次世代のために! (RTE-News, May 11, 2021)

いつ頃のことだったか定かではないが、世の中が大気・水質汚染 (公害)、地球温暖化による気候変動に苦しめられ、地球環境問題をこれ以上、放っておけなくなった高度成長期後の頃のようだ。 突然、聞いたこともなかった 4文字「持続可能 (sustainable)」が、マ…

密かに進行する「卵巣ガン」:腫瘍マーカーCA125で発見できる? (BBC-Health, May 12, 2021)

ほとんど症状が現われない。腹部に違和感があっても、専門医でさえ、他の病気と区別がつかず、つかみどころのない (elusive)、しかも命取り (deadly)のガン。それが「ovarian cancer (卵巣ガン」だ。 このガンに罹患すると、診断から10年以内に、3人に 2人が…

川よ、好きな方向に流れて行け!:農地を氾濫原に戻すプロジェクト (BBC-Science, April 27, 2021)

稲作が盛んな東南アジアや日本などと違って、ヨーロッパの沼地・湿地帯は、「二束三文」の格安不動産だ。 England南西部の CornwallとDevonの境界を流れる「River Tamar (テイマー川)」に沿った湿地帯 (wetland)は、そんな「low-grade land (二束三文の地)」だ…

絶滅寸前の幻の魚「トウェイト・シャッド」:再び姿を見せた! (BBC-News, May 7, 2021)

海辺や川の近くに集落をつくると、出漁、水の便に有利だ。しかし、海も川もいったん荒れ出すと、人間の知恵も力も及ばなくなる。 昔から、「水を制する者は国を制す」とされ、戦国、江戸、明治のいずれの時代にも、古今東西のあらゆ治水技術・知恵と自国の財…

地球温暖化が止まるも続くも:この2大国の政策に懸かっている! (BBC-News, May 7, 2021)

「うなぎ登り」とはよく言ったものだ。うなぎが水中から水面に向かってグイグイと昇るさまをなぞらえたものとか。 さて、USのシンク・タンク (調査会社)「Rhodium Group (ロディウムグループ)」の最新の調査結果によると、世界の「greenhouse gas (温室効果ガ…

世界の食糧危機:ミツバチの急減によって加速するって? (RTE-News, Apr 27, 2021)

世界中で有用な飛翔昆虫 (flying insects)の個体数が急減している。Radboud大学の Mr Casper Hallmanらの研究グループが、27年の歳月を掛けて実施した調査研究 (2017年)の結果によると、その27年間で「flying insects biomass (飛翔昆虫バイオマス)が3/4 (7…

4月に霜が降り、5月は大雪:Scotlandは大混乱! (BBC-News, May 6, 2021)

「お天とうさま」を罵(ののし)っては、いけない。また「もう春だから」と油断しては、ならない。南方熊楠の「十二支考」によると、フランスの古い言い伝えに『老女(ばば)」の地団駄』というのがあるそうだ。 三月の末、温かくなって、もう三月を恐れることは…

メンソール・タバコの販売禁止:黒人の暴動を激化させるだって? (BBC-Science, April 29, 2021)

「タバコを吸ったって、死ぬわけではなし」と、いくらがんばっても、「タバコが体に毒か、毒でないか」については、すでに決着がついている。ガン、心臓病、重篤な呼吸器系疾患を発症し、死を早めるのは疑いのない事実だ。 公衆衛生・公民権団体が、声高に「…

石炭・生木の販売禁止:PM2.5 の大気汚染防止を急ぐEngland! (BBC-Science, May 1, 2021)

Englandは環境法を改正し、ストーブや暖炉で石炭・生木 (wet wood)を焚くことは禁止にする。もちろん、その販売も禁止。 Englandでは1956年に「The Clean Air Act (大気浄化法)」が制定され、大気汚染は随分と改善された、しかし、近年、薪(まき)が燃焼する際…

夢のお告げ!:本当は、何を知らせようとしているのだろう? (RTE-News, Apr 28, 2021)

1.夢 (dream)とは何か どんな夢も、夢は夢だが、「Morning dreams come true.(明け方の夢は正夢)」と聞くと、誰でも、少々不安になる。 古代ギリシア人は、『夢は西方の地の果て、オケアノスの流れの近くにある死と再生の国「至福の島 (The Island of Blis…